子どもの遊びと保育者

4、5歳児クラスの子どもが意欲的に砂場で遊んでいます。

この姿は保育者の力、助けがあってのもののようです。

「たのしかったー!」と言っていたり、いい顔が見られたりして楽しんでいたように思った先日の砂場での遊び。

ですが、子どもだけでは「またやろう!」という言葉も砂場で遊びだす様子もありませんでした。砂場でダイナミックに遊ぶ楽しさを味わうには、体をつかいます、力が必要です、そして時間がかかります。やれば楽しいのだけれど、たいへんだからすすんでやる子どもがいないのでしょうかね。

保育者と一緒だとこんなにたくさん掘ったり積んだり、水を運んできたり力が出るのです。子どもだけでも自分のもっているエネルギーをどんどん出して遊んで欲しいと思うのですが…。

悩ましいところですが、子どもがすすんで自分の体を十分に動かすことかでき、自分のもっている力を実感し、そして自分でしたこと、自分の遊びに満足するようになるまでは、保育者の力を貸していこうと思います。