砂場で遊びたいと言っても、思っていることは子どもによって違っています。
今日は型抜きの練習をすると言い出した子どもがいたので、それに影響され、個々に遊びが始まりました。
だれかが作った大きな穴を使って遊び出した子どももいます。
形も大きさも様々な容器で型抜きをしますが、砂の状態、砂の詰め方等により、きれいに形ができないこともあります。きれいな形ができるまで何度もやり直したり、きれいにできると気をよくして何個も同じ形を作ったり。
単純な遊びではありますが、一人一人の思い、目標が垣間見られて、子どもにとってやりがいのある遊びになっていると感じました。
そして、きれいに型抜きしたものをケーキにしたり、たくさん並んだのでお店屋さんのつもりになったり、一人で集中していた遊びは友達と関わって楽しむ遊びに変わっていきました。
水路を完成させた子どもは、せっかくだからたくさんの水を流そうと、友達や保育者に頼んで一緒に水を流してみました。何度も往復して水を汲みにいき、たくさん水を流すと掘ったところ全部に水が行きわたりました(保育者も一緒に水汲みをしたので、写真がありません、残念…)。
集中して遊んでいた子どもたちは、最終的にエネルギーを解放させたように感じました。