夏を知らせるカブトムシとセミ

梅雨らしい天気がこの数日続いていますが、夏も確実に来ていますね。

昨年も楽しませていただいた、シマトネリコの木に集まっているカブトムシ。元気に動いている姿を見ることができました。

死んでしまってバラバラになったカブトムシがたくさん落ちており、拾う子どももいます。生きて動いているカブトムシには手が出なくても、動かないので平気な様子。手にしてみると、「脚にギザギザがついてるよね。」「これがあるから滑らないで、木に登れるんだね。」「手や足にギザギザが付いてたら、わたしたちも簡単に木に登れそうだね。」「ぼくたちも羽根つけたら、空飛べるかなあ。」等と話が始まりました。

公園では今日もセミの抜け殻探し。正確に数えているわけではありませんが、穴が増えているように感じました。鳴き声も先週末に比べると大きく聞こえましたね。

高木のユリノキの葉っぱにも抜け殻を見つけました。

子どもの目の高さよりも低い所にもありました。

今日見つけられた抜け殻は6個でした。穴は次々見つかるのに、先週末以来、抜け殻は簡単には見つけられません。

梅雨の雨があがると、泥を粘土のようにしていろいろな形を作って遊んだり、公園内に周回コースを見つけて走ったりして遊ぶ4、5歳児でした。

 

探し物はなんですか?

そろそろなかあ? 昨日鳴き声を聞いたので、そう思って、文理台公園へ探しに行きました。

「ここにもあったよ!」

「あ、あっちの方で鳴いてる!!」

探し物の正体は…

セミの羽化が始まりました。

ニイニイゼミの抜け殻7つとアブラゼミの抜け殻2つ、見つけることができました。

文理台公園では、セミの羽化の観察をすることができますよ。どんぐりころころでは、毎年観察会をしています。

 

 

お散歩畑をご存知ですか?

3、4、5歳児は、北町5丁目の「お散歩畑」に行ってきました。飯能信用金庫さんの隣です。

お散歩畑は、「市内の農地について、市と所有者とが協力し、農作業を通じた地域コミュニティーの場として開放するという取り組み」なのだそう。

はじめて尋ねました。

お散歩畑の近くまで来ると、様々な作物が元気に育っている畑がありました。子どもたちは野菜の名前を次々言います。そして、自分が園の畑で育てているのと同じ野菜を見つけて喜んでいたり、たくさん実っている様子を見て驚いていたり。

今日は「じゃがいも収穫会」でした。4月に種イモの植え付けをしたそうです。

どんどん掘って、大きなイモを掘り出して大喜びなのは5歳児。なかなかイモを掘り出せずにいた子どもも、時間の経過と共に体が動き出したり大人がちょっと手助けしたりで、イモが出てくるとうれしそうにしていました。

掘ったジャガイモはいただけるということで、自分の袋に入れて袋のふくらみを見たり、重みを感じたりして満足げな子どもたちの様子でした。

重たくなったリュックサックを背負って歩いて帰ります。途中、「水を飲みたい。」「鼻をかみたい。」等と言っては立ち止まって休憩。その間、セミの声を聞くことができました。「おもたーい!」とは言うものの、足は止めずに歩きます。「かるーい!」と言う子どももいるので、「少ししか掘らなかったからでしょう。」と保育者が言うと、たくさんあるから重たいけど、平気なのだということを説明されました。伏見通を歩いていくと、上り坂。園はもう少し。さらに力を出して歩いた子どもたちです。

気力も体力もずいぶんついてきましたね。

ジャガイモは、各家庭でおいしく食べられることでしょう。

 

 

 

 

 

7月の施設開放は中止

暑さがあまりにも厳しいため、7月の施設開放は今日以降すべて中止にします。

施設開放の再開は夏休み明けです。残暑が厳しいことも予想されますので、具体的な日程は決まり次第このブログでお伝えします。

 

7月の施設開放について

※7月3日投稿の内容を訂正します。

 暑さがあまりにも厳しいので、7月の施設開放は中止にします。

                               2024年7月5日

開放の時間を変更します。

9時15分から10時15分までの1時間だけになります。

また、15日(月)は祝日で園がお休みのため開放はありません。19日(金)が1学期の最後の施設開放です。

~4、5歳児が七夕の笹飾り用の竹を運びました。~

 

雨の中の遊び

梅雨らしく雨が降ったり止んだりする中、どうにかして遊ぼう、楽しもうとする子どもたちでした。

雨が降っている時には遊具には乗らないことにしているので、スイングボールに乗らずにボールを揺らしていると…。

3つのボールを揺らして、ボールにぶつからないように向こう側まで駆け抜けることを始めた男児2人。3つのボールがぶつからずにうまい具合に揺れていてくれないとこの遊びはできません。

二人でうまいことボールを揺らそうとタイミングを計ったり、ぶつかるとやり直したりしながらいい調子で遊んでいました。

そこに、興味をもった友達が一人、また一人とやってきて、遊びに入ります。

二人でやっていた時のようにはうまくいかなくなってしまいました。

「動いてるボールはさわんないの!」とか「次はおれの番だ。」「だから、何回もさわんないの!」「もー!!」とか言いながら、男児二人が遊びの主導権を握り続け、どうにか遊びは続いて、6人の遊びになりました。

揺れ方に合わせて走るコースを決めたり、思い切りがよくないといつまでも駆け出すことができなかったり。たいていの子どもは、繰り返しやるうちに、難しいコースをあえて駆け抜けるようになります。

駆け抜けるつもりが、ボールの軌道が変わってボールにぶつかってしまうこともあります。

スタートしようとすると、向こう側や隣から友達がスタートしてしまい、なかなかスタートできないことも。

また、同時に2、3人駆け出して、友達とぶつからないようにうまくよける子どももいれば、よけられない子どももいます。

いろいな感覚を使いながら遊んでいましたね。そして、なかなか思うようにいかないことも受け入れられないと、この遊びは楽しめませんね。