ほんとうは、ぶどうではありません。ハクウンボクです。
こんな木です。大きな木ですよ。
地面に落ちているハクウンボクの実を、子どもたちは「ぶどうだ」と大喜びで拾いました。
拾ううちに、「大きいのあった!」「これ小さい」と大きさを気にするようになったり、皮を剥いて種を出したり…。種はつややかな茶色で、「どんぐりだ」と言っている子もいました。
黙々とただただ実を拾う子どもたち。ただそれだけなのですが、こどもにとってはそれがやりたいことなのです。そして、かなりの集中力、しゃがんでいられる体力、つまんだり皮を剥いたりする手先の器用さがあればこそです。遊びながらこれらの能力も鍛えられていっています。