Tさんのお宅にお邪魔しました。
「変わった形のどんぐりがあるそうなので、探してください。」と保育者に言われ、
素敵なお庭の中へ。
探しだしてすぐに「これかな?」と見つけた子どもがいました。
これです。
ここからはどんどん拾っていきました。
「小さい」「黒い」「黄色い」「これ、帽子じゃない?」「さっきのよりももっと小さい」「バナナみたい」「こんなのあった!(枝にいくつもついたままのもの等)「どんぐり取り放題みたいだね」等、次々と声が聞こえてきます。
「こんなのあった!」と感激して拾ったきれいな黄色の落ち葉をお皿にして拾う子どももいました。
1個ずつ数えながら拾う子ども、袋をいっぱいにしようとどんどん何でも拾う子ども、こんなにいっぱいあると保育者に見せる子ども(実はそうたくさんは入っていません)
友達と楽しそうに話しながら一つの袋に一緒にどんぐりを拾い集める子どもたち…。
保育者も一緒に拾い集めながら、子どもの言葉に答えたり、気持ちに共感したり、数を数えるのをサポートしたりしました。
拾っても拾ってもなくならないほどたくさんのどんぐり(椎の実)でした。拾っている最中にもポトンとどんぐりが落ちてくるのです。ただただ拾うことをしたひと時でした。あれだけたくさん落ちているとただただ拾うことは楽しいことでもあるし、根気のいることなのかもしれません。それから、拾うためにしゃがみ続けていることは体を鍛えることにつながると思われます。