雨の中の遊び

梅雨らしく雨が降ったり止んだりする中、どうにかして遊ぼう、楽しもうとする子どもたちでした。

雨が降っている時には遊具には乗らないことにしているので、スイングボールに乗らずにボールを揺らしていると…。

3つのボールを揺らして、ボールにぶつからないように向こう側まで駆け抜けることを始めた男児2人。3つのボールがぶつからずにうまい具合に揺れていてくれないとこの遊びはできません。

二人でうまいことボールを揺らそうとタイミングを計ったり、ぶつかるとやり直したりしながらいい調子で遊んでいました。

そこに、興味をもった友達が一人、また一人とやってきて、遊びに入ります。

二人でやっていた時のようにはうまくいかなくなってしまいました。

「動いてるボールはさわんないの!」とか「次はおれの番だ。」「だから、何回もさわんないの!」「もー!!」とか言いながら、男児二人が遊びの主導権を握り続け、どうにか遊びは続いて、6人の遊びになりました。

揺れ方に合わせて走るコースを決めたり、思い切りがよくないといつまでも駆け出すことができなかったり。たいていの子どもは、繰り返しやるうちに、難しいコースをあえて駆け抜けるようになります。

駆け抜けるつもりが、ボールの軌道が変わってボールにぶつかってしまうこともあります。

スタートしようとすると、向こう側や隣から友達がスタートしてしまい、なかなかスタートできないことも。

また、同時に2、3人駆け出して、友達とぶつからないようにうまくよける子どももいれば、よけられない子どももいます。

いろいな感覚を使いながら遊んでいましたね。そして、なかなか思うようにいかないことも受け入れられないと、この遊びは楽しめませんね。