今日は森林公園で遊びました。久しぶりです。3歳児は「久しぶりだねえ…」とか、途中まで歩いてくると「もうすぐだね。」「蚊いるかな?(前回行った時は、たくさん蚊がいて慌てて別の場所に移動したのです)」等と話していました。
さて、写真が2枚続きます。何をしているか、考えてみてください。
1枚目、地面の上に手のひらをパッと開いて。
2枚目、ぎゅっとではなく軽く握っているような手。
どちらも、拾ったクヌギのどんぐりで遊んでいるのです。クヌギのどんぐりがポトンポトンと落ちてきて、たくさん拾った子どももいますが、写真の2歳児Sくんはたった一つのどんぐりで遊びました。
上の写真は、手のひらでどんぐりをころころと転がしているのです。地面のどんぐりの上に手を置き、円を描くように動かします。クヌギのどんぐりは丸いので、ころころとできるのですね。その感触を想像してみてください。
下の写真、クヌギのどんぐりを指先で持ち、地面にこするようにしています。線、形が見えます。保育者が「お絵かきできたね。」と話すと、Sくんはこんどは別の場所で同じようにしました。「ここはかけないね。」とSくん。また、別の場所でやってみるとうっすら線が見えます。「かけたね。」と二人で確かめました。
拾うだけで楽しいどんぐりなのですが、拾って自分のものにすると、子どもは自由に扱います、遊ぶのです。子どもによって、その時いる場所の様子によって、遊びは様々です。
先日、屋敷林の西側でクヌギのどんぐりを拾った時には、殻が割れているどんぐりを拾うと、殻をむく子どもがいました。そして、今週火曜日、道端に落ちていたクヌギのどんぐりの殻をきれいにむいた後、中身でアスファルトにお絵かきが始まりました。そのうち、石で描いている子どももいましたね。