餌台に餌を置いています。
各家庭から持ってきたリンゴの皮や園で用意したヒマワリの種。
そして、巣箱を作っています。出来上がったら畑の木に設置します。
ウッドデッキからも畑の餌台が見えます。部屋の中からも見えるので鳥が来ると気が付く子どももいます。
家から餌になるものを持ってきたり、巣箱づくりをしたりすることで、やはり鳥の様子が気になるようになるようです。
餌台に餌を置いています。
各家庭から持ってきたリンゴの皮や園で用意したヒマワリの種。
そして、巣箱を作っています。出来上がったら畑の木に設置します。
ウッドデッキからも畑の餌台が見えます。部屋の中からも見えるので鳥が来ると気が付く子どももいます。
家から餌になるものを持ってきたり、巣箱づくりをしたりすることで、やはり鳥の様子が気になるようになるようです。
♪お正月には凧あげて、こまを回して遊びましょ…と歌にもある通り、日本の伝統的な遊び の凧揚げとこま回しはぜひ経験して欲しいので、今年も用意しました。
凧は、障子紙と竹ひごで子どもが自分で作れるようなものにしました。
走りながら「飛んでない!」と言う子どもがいました。見ると確かに飛んで(上がって)ない。見ないでも感覚で分かるのか、チラリと見えてそう言っているのか。風が吹けば走らなくとも凧は上がるのですが、子どもにとっては凧揚げは走ることのようです。無意識にたくさん走ってしまうのもいいですね。
自分の凧を作り自分で自分の凧を管理することで、凧糸を巻いておかないと絡まってしまったり、扱い方によってはせっかく巻いたたこ糸がもどって長くなってしまったりして大変なこともありますが、こうした生活の中で身に着くことがあると思います。
こま回しは昨年たくさん遊んだ手回しごまと新しく糸引きごまを用意しています。やれば糸引きごまはそれほど苦労せずに回せるようになるのですが、今のところ手回しごまで競争することが楽しい様子です。手の加減で長くよく回ったりすぐに止まってしまったりします。手の具合を自分でコントロールすることもまた大事な経験でしょう。
かるたもしたのですが、それよりも「しりとりカード」の方が今の子どもたちに合っていて面白いようです。写真をよく見ていただくと分かるのですが…。カードを使ってしりしりをするのです。全部のカードを使い切らずにしりとりがつながらなくなることもあります。
途中ですが輪っかにつながりました。
こちらは最終的に全部のカードを使い切ってしりとりを完成させました。子ども同士でああだこうだと話しながら遊びを進めています。
メモリーカード(神経衰弱)も楽しめます。大人よりも子どもの方が記憶力がよいかもしれません。
絵もよく描いています。
保育者の顔を描いてくれたり、久しぶりに絵具で描いたり。
絵具の時にはあえてそうしているのですが、ペンを使って描くときもなぜかウッドデッキがお気に入りです。
描くものを決めて描いている子どももいれば、何ということはなく描いていく様子の子どももいるように見えます。
畑に遊びにくる鳥たちは、餌台に置いたものだけでなく、畑の作物も食べてしまうのです。ご覧の通りブロッコリーの葉っぱがすっかり食べられています。苗を植えたばかりの頃は困ったのですが、今の時期の葉っぱならまあいいでしょう…。
ハクサイはハクサイらしく巻いてきているものと巻く様子のないものと。
ハクサイの隣にあったキャベツは、冬休み前に収穫して「焼きそば」にしておいしくいただきました。洗ってそのままのキャベツも子どもたちは喜んでパリパリたくさん食べました。
タマネギはいい調子ですね。「おいしい牛どん作れそうだね。」と喜ぶ子どももいます。タマネギができたら牛丼にして食べたいと話しているのです。
3歳組が種まきしたダイコンは元気に、ニンジンはどうにか芽を出しました。
この他、3歳児が種まきしたマメも寒さの中がんばっております。
デコポンの木にはたくさんの実がなりました。子どもたちとおやつに1個食べてみました。酸っぱかったけれど、子どもたちは満足気でした。自分たちの畑で取れたものだからでしょうかね。
登園してすぐの時間の畑は、鳥のために用意した鍋の水が凍っていたり、霜がおりていたりして子どもたちの楽しい遊び場になっています。
ダイコンの葉っぱも凍ってる?「どうしよう、ダイコン大丈夫かな…」と試しに保育者が話すと「溶けるから大丈夫。」と子どもに言われてしまいました。
ダイコンと大きなカブ(聖護院ダイコン)を1本ずつ抜いてみました。
洗うと、「つるつるになった!」と喜んでいました。翌日食べたらなんとおいしいこと! やわらかくて、甘くて…。
お味噌をつけて食べました。
ところで、「大きなカブ」なのですが、お話のような「大きなカブ」になっていないのです。そのつもりで種を買って蒔いたのですが…。「おおきなカブがこんな小さなカブになっちゃったね~。」と保育者が話すと、大笑いする子どももいれば、「種の袋の写真は近くから撮ったんだよ。」と現実的な子どももいました。まだまだこれから大きくなると思っている子どももいます。
休みが重なって全員集合とはならなかった3歳児ですが、そのことで一人一人の成長も友達関係の成長も感じ取ることができました。
気心の知れた3歳組の友達がそばにいなくとも、自分の思いで一人で遊びに集中することができたり、4歳児と一緒に遊ぶことを楽しんだり。
お料理のようですね。
お料理の後には、4歳組と一緒に男同士でダイナミックに!
別の日には4歳児と積み木で意気投合!
こちらは、絵具でお絵かきです。はじめは緊張した様子もありましたが、そのうち自分の思うように筆を動かし始め、結局10枚ほど描いたでしょうか。途中から向こうで絵を描く4歳児とおしゃべりも交えながらでした。そして、赤の絵具でイチゴ、黄色でバナナ、緑でブロッコリーを描いて並べた絵を見て、八百屋さんのイメージになり長い時間描くことを楽しむ姿が見られました。
こちらは、4歳児と保育者と一緒にカードゲームです。メモリーカード(神経衰弱)ですね。早い段階で見事当たってうれしそう。最終的に3組取れました。
公園では、4歳組と電車ごっこです。「駅でーす。」とちょっと控えめですが、自分の思いでアナウンスもしながら…。
気心の知れた友達と集まると、それぞれの発言や動きを受け止め会って会話(遊び)がつながっていき、見ている保育者も楽しい気持ちにさせられました。
3人で泥や枯草を集めて焼きそばだ、カレーだ…と言って料理中。テレビをつける(テレビ付けようの言葉に他の子どもがリモコンを付けるまねをします)と、天気予報や事件の発表があり、プリキュアが始まると♪ピーヒャラピーヒャラと歌が始まって互いに違う歌だと察して「難しいんだよね…。」なんて話になったり。そうかと思うと突如、靴底にたくさん付いた泥んこを3人そろって取り始めたり。
帰ってきて、泥んこの手をバケツの水で洗っていると
「手がいっぱいだね。」と何とも和やかなムードが漂っていました。
こんな仲良しなのですが、お弁当は「4歳組と一緒に食べる!」という子どももいました。自分の思いで3歳組から離れて一人ででも満足だし、3歳組同士一緒でも楽しいし。成長を実感します。
「まっすぐな雲だ!!」
公園から帰ろうと歩き出すとそう言った子どもがおり、空を見上げると…。写真のように見えました。
毎日外を歩き、外で遊び、空によく目を向けて見ている子どもたちですが、このような空の様子には驚いたのですね。見慣れた飛行機雲とも思わなかったようです(いつもはもっと高い所に飛行機雲を見ていますかね…)。
そして、同じ日。4歳児とは別の道から公園に来た3歳児が「富士山が見えた!」と話すので連れていってもらいました。
うっすらと見えました。公園へ行く時にははっきり見えたのだそうです。
翌日も富士山が見えるのか同じ場所へ。この日ははっきりと見えました。きれいでした。
富士山の前に連なる山がいつになくはっきりと見え、大人はどこの山なのだろうと改めてあれこれ考えました。(丹沢辺りかな…)
そして今日は見えなかったのです。「富士山はどこに行ったのだろう?」と保育者が話すと「今日はお休みしてるんじゃない…。」と3歳児。4歳児は「雲に隠れてるんだよ。」と。さらに別の3歳児が「雲のお布団があったかいから寝てるんじゃない…。」と。
富士山と言えば…
富士山を見て「保谷にも富士山、あったんだね。」と言った子どもがいました。おばあちゃんの家に行く途中に富士山を見たことがあったようです。続けて「富士山ふたつあるんだね。」とか「大きいから………」というようなことも話していました。
子どもたちの感じることや考えることに触れ、広い空が見える環境で暮らす子どもたちは恵まれているなあ、幸せだなあと思いました。(それでも意識して目を向けないと、空も見上げないのかもしれませんね。)
3学期初日は文理台公園へ。
保育者と追いかけっこをして安心した様子だったり、レジ袋で作った凧で凧飛ばしを喜んでいたり。
思い切り体を動かした後は、それぞれに興味をもったことを楽しむ姿が見られました。
タイヤにのぼったりおりたり、メタセコイヤの落ち葉を集めたり。
地面から飛び出ている木の根元を取ろうと引っ張ったり。
石や木の葉を品物に、保育者を相手にお店屋さんになったり。
木曜日に同じ文理台公園へ出かけると、「凧やる!」「タイヤ滑る!」「かぼちゃ作る(メタセコイヤの落ち葉を集めて手で丸めること)の。」等自分のやりたいことを積極的に保育者に訴える子どもの姿がありました。
室内では、積み木を並べて新幹線を作る、その新幹線に乗せてもらう、友達を誘って戦いごっこをしようとする、絵を描いては壁に貼る…という具合にとても積極的にそれぞれ自分の思いで遊ぶ子どもたちの姿が印象的でした。
今日から3学期が始まりました。3学期は1年の教育活動の最終の期間。「1年のまとめ」ともよく言うのですが、2学期末の子どもたちの姿から考えると、子どもたちが楽しみにしている一つ上の学年に向かって、前向きに伸びていく期間と言った方がふさわしいように感じます。そして、新しい年の始まり。新しい年、私が個人的にまず思ったことは…。
毎日子どもたちと一緒に親しんでいる「保谷の自然」なのですが、酉年にちなんで「鳥」と仲良くなりたいなと思っています。冬は様々な鳥が見られる時期ですので、早速行動を起こしたいと思います。
畑に置いた鳥の餌台。これは2学期に作って柿の実等置いていたのですが、今日はこんなかわいいのが来て梨の芯を食べていました。
写真中央辺りに映っているのですが、分かるでしょうか…。メジロという鳥です。目の周りが白いのです。
子どもと私が見ていたのですが、飛んでいかずしばらく食べ続けていました。
この餌台と餌台のそばの木に頻繁にくるのは、ヒヨドリやムクドリですね。その2種類はメジロより大きいので道端で子どもが見つけることもあります。
p>子どもたちには、家庭でリンゴを食べたら皮や芯の部分をもらってくるように話してあります。えさを置いて色々な鳥を呼びたいと思います。保育者個人としては鳥の名前を覚えて、区別がつくようになりたいと思っていますが、子どもたちには、身近で鳥を見ることを通して、鳥に親しみをもっくて欲しいと思います。親しみをもって見るうちに、いろいろな鳥がいる、それぞれの鳥に違いがある…と気づくかもしれませんね。そのうちに名前にも関心が向くでしょう。さて、鳥の名前と言えばこんなことがありました。
12月です。東伏見公園へ向かって歩いている道端の木に鳥を発見した4歳児Aくん。「キツツキだ!」と。保育者「キツツキは木をつつくんだよね。コンコンコンって。あの鳥は花をつついてるよ。」子どもたち「………。」しばし鳥の様子を見て花をつついていることを確認(実際にはヒヨドリがツバキかサザンカの花を突いていました)。4歳児Bくん「じゃ、ハナツキだ!」保育者「あー、ハナツキか。」4歳児Cちゃん「ハナツキはいないのよ!」保育者「そうなの?」Cちゃん「だって鳥の図鑑に書いてなかっすた。」保育者「わからないよ、いるかもしれないじゃない…。」そんなやりとりの数日後。公園へ歩いている時「あ、ミツツキ!」と4歳児Aくん。何のことだろう???と保育者はAくんの視線の方を見ると、木に鳥がとまっていました。その木には何か実があります。ははーん。この間のキツツキ、ハナツキの続きですね。
(鳥に限ったことではないのですが)正確な名前等の知識や情報だけでなく、実際の体験を第一に鳥に親しみをもてるとよいですね。