♪お正月には凧あげて、こまを回して遊びましょ…と歌にもある通り、日本の伝統的な遊び の凧揚げとこま回しはぜひ経験して欲しいので、今年も用意しました。
凧は、障子紙と竹ひごで子どもが自分で作れるようなものにしました。
走りながら「飛んでない!」と言う子どもがいました。見ると確かに飛んで(上がって)ない。見ないでも感覚で分かるのか、チラリと見えてそう言っているのか。風が吹けば走らなくとも凧は上がるのですが、子どもにとっては凧揚げは走ることのようです。無意識にたくさん走ってしまうのもいいですね。
自分の凧を作り自分で自分の凧を管理することで、凧糸を巻いておかないと絡まってしまったり、扱い方によってはせっかく巻いたたこ糸がもどって長くなってしまったりして大変なこともありますが、こうした生活の中で身に着くことがあると思います。
こま回しは昨年たくさん遊んだ手回しごまと新しく糸引きごまを用意しています。やれば糸引きごまはそれほど苦労せずに回せるようになるのですが、今のところ手回しごまで競争することが楽しい様子です。手の加減で長くよく回ったりすぐに止まってしまったりします。手の具合を自分でコントロールすることもまた大事な経験でしょう。
かるたもしたのですが、それよりも「しりとりカード」の方が今の子どもたちに合っていて面白いようです。写真をよく見ていただくと分かるのですが…。カードを使ってしりしりをするのです。全部のカードを使い切らずにしりとりがつながらなくなることもあります。
途中ですが輪っかにつながりました。
こちらは最終的に全部のカードを使い切ってしりとりを完成させました。子ども同士でああだこうだと話しながら遊びを進めています。
メモリーカード(神経衰弱)も楽しめます。大人よりも子どもの方が記憶力がよいかもしれません。
絵もよく描いています。
保育者の顔を描いてくれたり、久しぶりに絵具で描いたり。
絵具の時にはあえてそうしているのですが、ペンを使って描くときもなぜかウッドデッキがお気に入りです。
描くものを決めて描いている子どももいれば、何ということはなく描いていく様子の子どももいるように見えます。