こま回し

毎年恒例の冬休み明けのこま回し。

3歳児には手回しごまを、4歳児は昨年から継続の手回しごまを、5歳児は新しく投げごまを用意しました。

3歳児、簡単そうに見えますが、はじめはうまく回すことができません。

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何度もやるうちに回るようになっていきますが、コマの棒の部分を持つ手の具合でうまく回ったり、回らなかったり。

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週末には全員回せるようになって、こまをあるだけ次々回していったり、自分のこまが一番長く回ると喜んだりと遊ぶ様子が変わってきました。うんと夢中になって遊ぶ子どももいますが、それほど興味のなさそうな子どももいますね。昔ながらの単純なおもちゃは自分から求めていかないとなかなか楽しむことはできないのだと思います(回っているこまからおもしろさを発見したり、自由にこまを使って新たな回し方を発見したり、よく長く回そうと目標をもったり…)。

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保育者がそばにいて見守りながら一人一人に合わせた言葉かけをしたり、こま回しのおもしろさを感じられるようなちょっとした仕掛けをしたりもしながら、しばらくこまで遊びたいと思います。

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4歳児は昨年も遊んだこまですがまだまだ楽しく遊べるでしょう。ずいぶん上手に回すようになりました。手の使い方が上手になったでしょうか。3歳児と一緒になって遊んでいる子どもは、3歳児の回すこまに自分のこまをぶつけて倒すことをおもしろがっています。自分の回したこまが勢いよく回る様子を感じ取って、いい気分でいる様子もあります。3歳児と一緒に刺激し合いながら、こまの楽しさにもっともっと目覚めていって欲しいです。

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さて、5歳児は投げごまに挑戦しています。

ひもを巻くことから始まります。こまを回すまでにひもを巻く、次は投げると段階を踏まないといけません。そして、それぞれ技術が必要です。個々に集中しています。ひもはきれいな渦巻きにと教えていますが、「竜巻」「ソフトクリーム」「〇んこ」になったと言ってはなごみます。

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火曜日から金曜日の4日間で1回でも自力で回せた子どもは4人。回せなくてもひもは上手く巻けるようになったと自覚がある子どもは、来週こそは回せるようになろうと話していました。回せる子どもでも、連続で回せるようになりたいと言う子どももいます。自分の目標をもって取り組んでいるのですね。

5歳児も、夢中になっている子どももいれば、気が向いたらちょこちょこやる子どもも、まだ一度も投げごまを手にしていない子どももいます。一人一人の興味や気持ちに合わせてやれればよいと思います。難しそうだと尻込みしている子どもも、やってみようという気持ちをもつことに期待をしています。