歩いて東伏見公園へ(長い距離を歩くこと)

45分ほど歩いて到着。

子どもたちは、すぐに傾斜を駆け下りたり、転がったりして遊び出しました。

そして、大好きなローラー滑り台。

必ずそばで保育者が見守っています。今日は子供が10人に保育者3人です。

滑る前に、危険な滑り方をしないように、どんな風に滑ったらよいかを確認してから滑るようにしています。

滑っている最中の転落やローラーへの指や衣服等の巻き込み等危険につながることがないようにするためです。

楽しいので、何度も滑っては駆け上がりまた滑ることの繰り返しです。

45分も歩いてきたのに、子どもたちはよく動きます。楽しいからでしょうね。

その後、三角のぼり(どんぐりころころではこの遊具をこう呼んでいます)、ドンジャンケンと遊びは続きました。

東伏見公園まで歩いて遊びに行くと言うと、たいてい驚かれます。

保育者が長い距離を歩かせることを目的に東伏見公園へ行くようになったわけでなく、ローラー滑り台で遊びたいという子どもの希望を叶えるために歩いて行ったことが始まりです。

先日、子どもたちをどのように管理して、長い距離を歩かせているのですか?と2歳前のお子さんの親御さんに尋ねられました。

お答えとしては、毎日歩いて外遊びをして、歩く力や体力がついた子どもたちなので、長い距離を歩くことができるのです。毎日歩くことを通して、並んで歩く、道の端を歩く、交通ルールを知り守ることも身についていきます。また、子どもたちは、自分の力で歩かねばならないことも身をもって知っていきます。子どもたちは歩いている途中で「お水を飲みたい。」と言ってちょっと休憩することもします。5歳児の中には「友達としゃべっていると早く着く。」と話す子どももいます。東伏見公園までの道のりは伏見通の歩道を歩きますので、安全の確保はしやすく、おしゃべりもしやすい状況です。そして、長い距離を歩くためには、子どもたちの「行きたい気持ち」が大事なのではないかと思います。