みんなのジャガイモ畑

4、5歳児が植え付けから大事に育ててきたジャガイモ。5歳児を中心に、元気に育つようにと、害虫のニジュウヤホシテントウを毎朝探して捕まえていたのですが…。

ジャガイモの葉っぱは茶色くなり、明らかに枯れています。

(栽培の過程としてはこれで正しいのですが、子どもたちにゆさぶりをかけてみました。)

枯れている様子を改めて一緒に見て確認し、「どうしようか…」と保育者が5歳児に話すと、一人一人がよく考え話し始めました。

「もうだめたから、畑は整理整頓する。」「次の野菜を育てたいから、畑をきれいにしたい。」「ジャガイモが土の中にあるかもしれないから茶色の葉っぱのところは掘ってみたい。」「緑色の葉っぱはまだ世話を続けたい。」

ということで、茶色の葉っぱのところを掘ることにしました。それが昨日の話し合い。

そして、今日。

少し掘ると、出てくる出てくる…。昨日はしょんぼりしていた子どもたちは大喜び。

大きくて感動! 小さすぎても感動!! そして、数えて満足げ。

最後に、残念ながら緑色になってしまった(日に当たらないように気を付けてはいましたが…)ジャガイモは回収。他は子どもたちのアイディアで大きいものと小さいものに分けました。

それぞれ大小の感覚が違っていて、見ている保育者はおもしろかったです。子ども同士で、「これは大きいよ。」「なんでも大きい方に入れないでよ。」等と言い合う姿も見られました。

葉っぱが緑色のものは2株残してあります。明日も世話をするつもりのようです。

たくさん収穫したジャガイモはどうしましょうか…。子どもたちが、自分のやりたいこと、考えたこと、何か言い出すだろうなあと思います。