3歳児のお気に入り

かくれんぼが始まりました。こんどの鬼は二人組。

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「いち に さん し ご ろく しち はち きゅう じゅう。 もういいかい?」 「もういいよ!」 すぐそばから聞こえます。

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「みいつけた~。」

早く見つかりたくて隠れているようなものでしょうか…。見つける方も見つかった方もうれしそう。

鬼が「もういいかい?」と何度尋ねても返事がなく、仕方ないので鬼が探しにいき見つけると、隠れている子どもが「みいつけた~!」と大喜びすることもあります。

2,3歳児のかくれんぼは、見つける子どもと隠れる子どもの役割がはっきりしないまま、遊びを楽しむ時期と言ってもいいでしょう。

この頃3歳児は、道端や公園、室内でもかくれんぼを楽しんでいます。

続いて…

グルグル回っています。

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回った時の「めまい」感覚を楽しんでいるようなのです。グルグル回った後座って、感覚に従って体を揺らしていたりします。

大人にはなかなか楽しめませんね。この時期の子どもならではです。

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かくれんぼもグルグル回ることも、子どもにしかわからない楽しみ。それを自分で見つけて、友達と一緒に楽しんでいるのです。子どもにとって楽しいこと、子どもが必要としている楽しいことは、生活の中にあるささいなことなのだと思います。