下の写真、何に見えますか?
石が並んでいますが…。石だと思わずに見て想像してください。
子どもには、「歯」に見えたようです。石の周囲を「口の中」に見立ててもいます。
どうでしょう、そう言われて見ると「歯」ですよね。納得!
4歳児が、3歳児クラスの時から歯医者さんになりきってよく遊んでいました。その遊びが5歳児も伝染したようです。
4歳児は虫歯に薬をつける等治療をしていることが多いのですが、5歳児は歯の掃除が主ですね。
中央が窪んでいる石はその部分は虫歯だと言いながらすっかりその気で、木の枝を使って花びら等を掻き出してきれいにしています。
「歯の遊び」が5歳児に伝染したのは、4,5歳児が以前よりも自然に交流するようになったためではないかと思います。4歳児をリーダーにして一緒になって歯医者さんになって遊んでいる姿がありました。
それにしても子どもの頭は柔軟ですね。そして、一人でも『歯ではなくて「石」だよ!』なんて言うと白けてしまうのでしょうが、そのような子どもはおらず、友達と一緒にその気で一所懸命歯の掃除をしている子どもたちにうれしくなってしまいます。