1月6日、火曜日、今年最初の保育。「畑に行く…。」「たけのこ公園がいい!」「電車見たい。」等と久しぶりにどんぐりころころに来るなり自分の思いを話す子どもがいます。散歩に出発して歩いている途中で行きたい場所を訴える子どももいました。「いいよ。」「だめ!」「ちょっとだけ。」いつものように、10人にも満たない子どもと保育者とでどうしようかと互いの考えを話し、行動しながら1日を過ごしました。
子どもたちは毎日、外でも室内でも、自分でやりたいことがあるから、遊びたいから遊ぶのです。遊んでいると様々なことが起こりますし、様々なものと出会います。ひとつひとつの経験が大事な学びです。幼児は理屈で学ぶのではなく、自分の体を使って、自分で感じて考えて、体験を通して学びます。
自分の思いのままに好きなことに夢中になることもあれば、友達や保育者の声を聞きながら、動きを見ながら、それに合わせてみることもある。自分の思い通りにならないこともあるけれど、友達や保育者がいるから自分の世界が広がることもある。
今年も、どんぐりころころの子どもたちは、安心して自分の思いを出しながら遊び、学び、成長していきます。私たち保育者は教育理念をもち、日々書物や保育者仲間、子ども、自然から学び、目の前の子どもたちの成長に必要なことは何かを考え、行動することで、子どもの成長を支えていきます。