発見~植物編~

今週は子どもが道端で何か発見すると、「?・!・?・!」という反応を示しているように感じました。見たことないなあ…という反応のように思いましたが…。大人は季節は変化するものと頭で知っていますが、子どもは見たり取ったりして体で知っていく、しかもそれは見たり取ったり等の体験を日々、そして次の年も繰り返すことで、知り、理解することに至るのだと思います。

まるでお裁縫のまち針のようですね。3歳児はつまんで取って「さくらんぼみたいだ」とか「かわいい」等と言っていました。名前は調査中、どなたか知っている方は教えてください。取ったものをてのひらでならべてさくらんぼの形にしたり、数個見比べて色が違っていることを保育者に知らせたりする子どももいます。2歳児は3歳児の様子を覗いて見ていました。そのうちまねっこするでしょう。

f:id:donkoro:20140903100958j:plain

f:id:donkoro:20140902124444j:plain

ちょっと分かりづらいのですが、写真の中央部分に写っているもの、これを見た2歳児SIくんは「かわいいね」と言いました。私はパチパチチリチリとして花火のようだと思いました。

f:id:donkoro:20140905103309j:plain

オジギソウのような葉っぱをめくってみると、つぶつぶがたくさん並んでいます。

f:id:donkoro:20140905105916j:plain

カラスウリの実が見えるようになりました。縞縞模様なのでスイカかなあ…と言っている子もいますが、丸くないので半信半疑のようです。3歳児はこれから丸く大きくなるのではないかと考えたようで、「スイカになったら食べよう!」と言って、この場所を通ると見上げて実を確認し「まだだな。」とつぶやいていました。毎年のことですが、カラスウリは子どもの手に届くところにもあるのですが、「よそのお家のものだから取ってはいけないよ(落ちているのは拾ってもいいよ)。」と話してあります。これから変化していくカラスウリ、子どもの期待通りにはいかず違った様子が見えてくるでしょう。その時の子どもの反応が楽しみですね。

f:id:donkoro:20140902111248j:plain

同じカラスウリでも、こちらは蔓の様子を面白がって、引っ張って遊んでいます。

f:id:donkoro:20140902111354j:plain