味噌の仕込み

2週間程前。

ダンスではありません。足元にご注目ください。

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3歳組の子どもたちの味噌の仕込みです。

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手軽にできる仕込みセットを使って味噌を仕込みます。

袋に煮た大豆、塩、白米麹を入れてよく混ぜ、水も加えて豆をつぶします。

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いろいろな方法で煮豆と格闘する子どもたち。

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ちなみに、子どもたちは豆をつぶしていることはわかっていますが、それが何になるのかはわかっていません。

ただただ楽しく作業しています。

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写真付きで手順が書いてあるのを見て、何となく子どもなり理解できることもある様子。

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煮豆がよくつぶれたら、得意の団子づくり。畑でよく土の団子づくりをしている子どもは手つきがいいですね。

なかなか手が出ない子どももいますね…。

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団子ができたら、エイッと叩きつけるように容器の中へ。

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作業を進めていく中で、「お味噌かな…。」と何を作っているのか予想した子どももいました。

 空気が入らないようにつぶした豆をぎゅう詰めにしたら上からラップをして、重石を置き、容器のふたをしてしばらく冷暗所で保管です。ひと月後に様子を見てみましょう。

わんぱくだん か…

わんぱくだんとは、子どもたちの大好きな絵本「わんぱくだん シリーズ」の主人公の3人組のこと。

広い原っぱ。何もないようですが、あるのです。子どもたちは見つけるのです。長い棒や大きな窪み…。

ウロウロしながら、しゃべりながら…。

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この日は「探偵ごっこ」が始まりました。

動き回り、こっそり誰かの偵察をしていたかと思ったら、さっと逃げる。

また仲間と集まって、話していたり、長い棒をダイナミックに動かしたり…。

 

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まさに子どもの世界。(大人は危険がないか見守ります。)

わんぱく真っ盛りの子どもたちです。

 

 

ことりのうち

冬は鳥の観察に適しているので、保育者も意識して、畑の餌場に食べ物を置いたり、鳥を見つければ子どもに発信して見る機会にしたりしています。

さて、先日3歳組の子どもたちが図書館から借りてきた絵本に「ことりのうち(さとうわきこ さく・え 福音館書店)」がありました。読んだ次の日のこと。

4歳組の子どもがスズメを庭に呼びたいと言い出しました。どうしたらスズメを呼べるかを4、5組の子どもたちと話してみると、様々な考えが出てきました。それを踏まえて、本でスズメの好む食べ物を調べたり、鳥の家を作る材料を集めたりして早速やっ

てみました。

お菓子の空き箱で作った子ども、段ボールを選んだ子どももいます。ざるやかごも用意してみました。外遊びの最中に枯れ草を集めてきた子どももいましたね。

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庭にも鳥の家を作るのにいいものは何かないかと探していました。

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スズメが好きなものはパンくず、米、アワ・ヒエとありました。お弁当のごはんやパンをほんの少し、乾かしている子どももいます。今のところ、今日用意できるものを自分の作った鳥の家に置いています。家庭から持ち寄ったリンゴの皮、以前畑で収穫して保存していた落花生、ミカン。

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4人の子どもが「ことりのうち」を作り始めたのですが、来週も継続する活動なので、どうなるのか楽しみです。当初の願い通り、スズメを呼ぶことはできるでしょうか。子どもの思いに応じて、また、子どもの思いや考えを引き出すために保育者はどうかかわることができるでしょう。




 

体と心の好循環

三連休明け、気持ちのよいいい天気だったので、せせらぎ公園へ。町なかの梅の花を見上げ、陸橋からは富士山を見つけることができました。富士山はいる時といない時(見える時と見えない時)があります。どこかへ出かけているとか、かくれんぼしているとか、山は動かないとか、白い雲に隠れてるだけ等々話が盛り上がります。

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歩きはじめは元気いっぱいだったのですが、歩く距離が長いので「まだ着かない?」と言い出す3歳児もいました。

それでも、到着しておやつを食べれば元気回復。4、5歳組に混じって走っていました。

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井戸を見つけると早速いじらずにはいられません。

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ひと段落して、3歳組の子どもを遊具に誘ってみました。

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それぞれのやり方で丸太に関わっています。関わりながら自分のやりやすいやり方で進んでいきます。

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モノレールになりきって楽しんでいる子どももいました。

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不安定なので自然と動きは身長に。そして足を大きく開くことは大胆さもないとできないのです。

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最後までやれるとやっぱりうれしいのです。何度も何度も繰り返しました。できると楽しくなって楽しいから何度もやって、体はよく動くようになっていくのです。

 

挑戦~3歳組~

週のはじめ、4歳組の子どもたちが賑やかに「こま対決」しているところに3歳組の子どもたちと保育者が参戦。3歳組が参加したことで、いつもよりも和やかな感じでしょうか。

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3歳児は静かにちょこんと座っていることが多く、4歳児がワイワイガヤガヤとこま回しわ進めていいきます。

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午後も一緒にやってますね。

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週末には3歳児同士でこま回しをする姿が見られました。

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この「手回しごま」、勢いよく回すには、こまを持った掌にどう力を込め、回転をかけるのか、腕や手の使い方がポイントです。(子どもは理屈でこまを回しているわけではありません。うまく回せるようになった結果、勢いよく回すこつを言葉で説明でき子どもはいますが。子どもの発達の特性上、私たち保育者は回し方を言葉で教えることはしていません。)

4歳組の子どもたちは自在にこまを回せるようになり、友達との対決が楽しいレベルになっていると理解しています。ただ、4歳組も「きのこ回し(逆さ向きで回す)」は自由自在に回せる子どもとまだそうはできない子どもとがいます。

単純な遊びこそ、実は奥が深く、飽きずに遊びが続き、展開していくのです。3歳組の子どもたちもたくさん遊んで、このこまのおもしろさを自分で開拓していって欲しいと思います。

2歳組の子どもたち

積み木をダイナミックに動かして遊ぶ子どもたち。高く積んだらわざと倒して大喜び。子どもたちが決まってやる遊びの一つです。

ある程度の重さの積み木を上方に持ち上げて積むことは子どもにとって、簡単ではないのです。倒すことも勇気が必要です。思い切りが悪いとできません。倒れると大きな音がしたり、自分にぶつかったりしますから…。

ずいぶんリラックスして遊んでいますね。

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3,4,5歳組の子どもたちのまねをして、列の最後尾で忍者修行の2歳児。

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公園に着くと、一人で滑り台を滑って、その後「カンカンカンカン…」と大きな声を出し始めた2歳組さん。遠くには走っている2歳組さんも小さく見えます。

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自分の「カンカン…」の音や動きに合わせて、次々滑ってくる3歳組の子どもたちをうれしそうに、満足そうに見ていました。

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寒い日でしたが、砂場に水を汲んできて遊ぶ子どももいました。湿った砂にまだ手の出ない子どももいるようです。

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それぞれの興味、ペースで遊ぶことを、今後も大事にしていきたいと思います。