雨もいいものです

6月11日、雨の月曜日。

公園へ行くと大きな水たまり。早速ウロウロ歩きます。

f:id:donkoro:20180611115843j:plain

何か見つけたようですね。

「きらぼし!」と言うので見てみると…

f:id:donkoro:20180611120608j:plain

分かりにくいですね、写真だと。

f:id:donkoro:20180611120628j:plain

雨粒が次々落ちる。しかも大きなミズキの木の下なので、時折たくさんの雨粒が落ちる。その時に水たまりの水面に点々模様ができ、そこから跳ねる小さな水しぶきが見えます。それがキラキラした印象で「キラキラ星!」ということなのではないかと解釈しました。子どもが感じた「きらぼし」を私も共感することができました。

f:id:donkoro:20180611120638j:plain

そして、15日、またまた雨の金曜日。梅雨ですね。雨にはじまり、雨で終わる1週間。

排水溝に向かって水が流れていきます。雨粒が作った泡ぶくや小さな木の葉が流れていく様子を面白がって、しばし立ち止まる子どもたち。

f:id:donkoro:20180615115231j:plain

f:id:donkoro:20180615115236j:plain

遠くから葉っぱを流すことを繰り返す子ども。途中で止まったりまた進んだり…。

繰り返しやるうちになぜ止まってしまうのかを子どもなりに考えて納得したりもしていました。

f:id:donkoro:20180615115324j:plain

雨の時にはまたここで遊ぼうね、と言いながら帰ってきた子どももいました。

 

大人は雨が降ると憂鬱になってしまいますが、子どもは雨の時には雨なりに楽しみを見つけてしまいます。子どもと一緒にいると、雨でないと楽しめないことが様々あることに気付かされます。

自由自在

3歳組は使い慣れたものを自由自在に使って遊ぶようになりました。2歳組だって、自分のお気に入りを自由に手にして遊びます。

お得意の積み木の電車。

f:id:donkoro:20180612095232j:plain3歳組をまねて2歳組もクレヨンでお絵かき。

f:id:donkoro:20180612103254j:plain

パズルに集中。一度できると「もう一回!」と繰り返します。集中的にやる時期がありますね。

f:id:donkoro:20180612103245j:plain

4,5歳組の遊びもよく見ていて、遊びに行く子どももいます。自由に動いて自分の遊びを楽しんでいますf:id:donkoro:20180613103047j:plain

お得意は病院ごっこ。積み木でベットを作り、診察や治療に必要な注射等道具も何かしら調達してきて遊んでいます。

f:id:donkoro:20180615132016j:plain

f:id:donkoro:20180615132730j:plain

段ボール活用術

f:id:donkoro:20180612093923j:plain

先週末、4,5歳組の子どもたちがペンキ屋さんになって(いるつもりで)色を付けた段ボール。自由に使って遊んでいます。

座布団や布団のようにして座ったり寝転んだり。

f:id:donkoro:20180615130642j:plain中に入り込んで動いて面白がったり。

f:id:donkoro:20180615133401j:plain

お店になったり。

f:id:donkoro:20180613102859j:plain

f:id:donkoro:20180613095140j:plain

 

様子を見ながら保育者がアドバイスすることもありますが、段ボールを自由に使う子どもたちを見ていると、感覚や発想はおもしろいなあと思うことが度々あります。また、必要に応じてガムテープを貼って形を固定したり、段ボールカッターで切ったりもしています。友達との関わりにもつながっていますね。

 そして、絵具との関わりは、ペンキ屋さんから発展させて、筆を使って塗ったり描いたりした子どもがいます。

f:id:donkoro:20180614132452j:plain

f:id:donkoro:20180613100730j:plain

 

子どもの興味、その時々の必要により、素材や道具とのかかわりを広げていっています。それによってイメージが浮かんだり広がったり、そのイメージを表現することを楽しむことができたり…。

 

 

旺盛

ニンジン

f:id:donkoro:20180613170250j:plain

キュウリ

f:id:donkoro:20180613170232j:plain

ジャガイモ

f:id:donkoro:20180613170222j:plain

エダマメとラッカセイ

f:id:donkoro:20180613170218j:plain

トマト

f:id:donkoro:20180613170142j:plain

畑で育てている野菜が、お日様と雨の力でグングンと勢いを増してきました。当然雑草もかなり勢いよく出て伸びています。これからの季節の畑は雑草と蚊の闘いです。

お寿司やさんになって遊んでいる子どもは、「キュウリができたら、のり巻ができるよね。」と楽しみにしています。

ニンジンを育てている子どもはせっせと水やり。ジャガイモもそろそろ収穫できそう。

エダマメとラッカセイは、発芽までは鳥に狙われていて心配しましたが、双葉が成長していっているので、もう大丈夫かなと思います。

さて、下の写真は実を埋めて育てているトマト。そろそろ植え替えの時期かなと思います。

f:id:donkoro:20180613170153j:plain

最後の写真は、公園で拾ったヤマモモの実とビワの種、お弁当に持ってきたスモモの種を埋めたものです。トマトの実を埋めたことがきっかけでしょう、いろいろと埋めてみる子どもがいます。これまではの実績としては、お弁当のデザートのブドウの種が発芽しました。サクランボの種はまだ変化無しですね。

f:id:donkoro:20180613170133j:plain

はじめての…

はじめて出会うもの、はじめてすることに対して積極的な子どももいれば、慎重な子どももいます。

その子なりのかかわり方ではじめての経験ができればよいと考えています。

3歳児は長い紙にインクの入った筆記具で描くことを経験しました。

いつも使っているクレヨンやサインペンとは違った感じをおもしろがっている様子でした。

あっというまに手や足が汚れていました。汚れても平気な子どもたちでした。

勢いよく描いてあっという間におしまい。

f:id:donkoro:20180606093038j:plain

f:id:donkoro:20180606093055j:plain

4,5歳組は文理台公園ですべり台にペンキを塗る作業を見て、やってみたいと言うので、ローラーと絵具を使ってやってみました。

自分でもらってきた段ボール。置いてみると寝られるほど大きくて驚いていました。

f:id:donkoro:20180608105943j:plain

はじめての道具を持ってみます。

f:id:donkoro:20180608110714j:plain

外で早速…

f:id:donkoro:20180608112047j:plain

f:id:donkoro:20180608112743j:plain

f:id:donkoro:20180608113915j:plain

f:id:donkoro:20180608113947j:plain

f:id:donkoro:20180608113957j:plain

道具を使うこと、好きな色を使うこと、色が混ざること等それぞれにおもしろがっていました。

使った道具の片づけもやって、けっこう長い時間集中した4,5歳児でした。

f:id:donkoro:20180608122028j:plain

今後は、筆や刷毛なども使って絵具に親しみ、描くこと、色を作ること等楽しめるとよいなと思います。

 

涼しい屋敷林

暑い日でも、大きな木に囲まれた空間はとても涼しく過ごしやすいのです。

 

スイスイ登っていく子どももいれば、恐る恐る挑戦する子どももいます。

f:id:donkoro:20180604104603j:plain

f:id:donkoro:20180604104826j:plain

3歳児も登ろうとしますが、まだできませんね…。

f:id:donkoro:20180604105259j:plain

 

枯れ葉や木の枝等集めて料理することも大好きです。

f:id:donkoro:20180604105524j:plain

f:id:donkoro:20180604110035j:plain

お客さんがやっときました。

焼きそば、ラーメン、ジュース等注文が入ると、作り始めます。料理が出てくるまで時間がかかるので、注文を忘れているのかなあと気になりますが、ちゃんと忘れずに「お待たせしました。」等と言って料理が届きます。子どもは気長なものですね。見習わねば…。

f:id:donkoro:20180604112948j:plain

f:id:donkoro:20180604113531j:plain

 

日向の草むらではバッタやカマキリ、テントウムシ等の虫取りを楽しむ子どももいました。

 

関わり

子ども同士の関りと言っても様々です。

意識せずにそばにいる、意識的にそばで過ごす、会話を交わす(程度が様々)、勝手に人のしている遊びに入る(が、受け入れられている)、互いに受け入れ一緒に遊んでいる、各々していることは別だが遊びの世界の中で関わる、目的や興味が同じもの同士で一緒に遊ぶ、助ける、協力する…等。

f:id:donkoro:20180529093510j:plain

f:id:donkoro:20180528122254j:plain

f:id:donkoro:20180529095106j:plain

f:id:donkoro:20180529112739j:plain

f:id:donkoro:20180529113437j:plain

f:id:donkoro:20180529114253j:plain

f:id:donkoro:20180529120214j:plain

f:id:donkoro:20180529121941j:plain

f:id:donkoro:20180530091317j:plain

f:id:donkoro:20180530102235j:plain

f:id:donkoro:20180531093642j:plain

f:id:donkoro:20180531102600j:plain

f:id:donkoro:20180601095755j:plain

f:id:donkoro:20180601111226j:plain

f:id:donkoro:20180601114327j:plain

写真は今週の子どもたちの遊びの様子のほんの一部です。

子ども同士が関わると、楽しいことやうれしいことばかりではありません。思い通りにならなくて、気持ちを素直に言えなくて、怒ったり、泣いたり、困ったり…。

それでも子どもは子どものそばにいるのがいいのですよね。