2歳児の見つけたいもの

3、4、5歳児クラスと2歳児クラスは、別々に公園に到着。出会ったので、3、4、5歳児が「おーい!」と2歳児に声をかけました。

すると2歳児が「おかしたべるとこ、みつけてるの。」というようなことを言います。

おやつを食べる場所を探しているのだなと保育者はわかりました。

文理台公園には敷地の外周に添うようにベンチがたくさんあります。

下の写真の右側の方にある入り口から入り、写真の左側に進みながら、ベンチを一つ一つ見て歩いてきたとろに出会ったのです。

いつものベンチまで行くと、ぬれているとわかった2歳児。保育者が言ったわけでも誘導したわけでもなく、ぬれていて座れないということになり、次のベンチ、またその次のベンチと進んできたのだそう。出会ったのは、10個くらい見た所だったのでしょう。

「ぬれてるね。」とか

「どうしてだろ。」とか話していたそうです。

もちろん、雨が降っているからなのですが…。

最終的に最初の写真に写っているベンチの先にまたベンチがあるのですが、そこのベンチに座っておやつを食べることができたそうです。

公園の外周を四分の三ほど歩いて、ようやくお望みのものが見つかったのです。

大きなユリノキの下のベンチなので、ぬれなかったのでしょう。

2歳児にとって、だいじなだいじなおやつを食べられてほっとしたことでしょう。しかも、自分たちでぬれずに座れるベンチを見つけたのですから…。

ちなみに、ベンチと一緒に写真に写っている3、4、5歳児は、鬼ごっこをしていました。この頃、いろいろな鬼ごっこを楽しんでいます。「逃走中(一般的にはドロケイと言うのではないでしょうか)「オオカミさん、今何時?」「色鬼」等です。