4歳児クラスが種を買ってきたのを見て、3歳児クラスも種まきをする気になり、翌日買い物に出かけることになりました。
3歳児は畑での栽培経験が浅いので、4歳児よりも短い期間で育てることができ、見た目がかわいらしく興味がもてると思われるカブがよいだろうと保育者が予め選択肢を狭めた上で、一人1種類ずつ希望した種を買ってくることにしました(自分の希望した種を買ってきて育てるなんて、少人数教育ならでは!)。
3歳児が出かけるのを4歳児がお見送りします。
「すごく遠いよ。歩ける?」「野菜のこと考えて種を買ってきてね。」と3歳児に話しかける4歳児もいました。
この日は、買い物する場所の近くの公園で3歳児と4歳児は待ち合わせ。
4歳児は初めての青嵐台公園で遊んでいました。クヌギの木があり、ちょうどどんぐりも落ち始めてそれを拾ったり拾ったもので遊びを考え出したり、目新しい鉄棒に喜んだりしていると…。
にぎやかな声と共に3歳児がやってきました。すっかり疲れてやって来るのかと思いきやとても元気。
保育者が「よく歩いたね。がんばったね。」と話し、買ってきた種を見せてもらっていると、4歳児Aちゃんが来て「がんばって歩いた人にあげまーす!」と自分が拾ったクヌギのどんぐりを3歳児にプレゼントしました。お見送りの時「すごく遠いよ。」と言葉をかけていたAちゃんでした。
3歳児と4歳児とでは、今するべき経験が違っていますので、畑での栽培活動も今の3歳児にふさわしい経験ができるよう考えながら活動を進めているところです。