公園に向かって歩いていると、突然2歳児クラスKちゃんが、あるお宅の塀を見て、「あ、ピアノだ~。」と言いました。確かにピアノの鍵盤のように見えますね。
何度も通っていた道なのに、今日突然そう言ったのです。私もピアノの鍵盤だなんて思ったことはありませんでした。
それを聞いた他の子が、「ドはドーナツのド …♪」と弾き語りを始めたり、「ドレミファソラシド」とピアノを弾くまねをする私をまねて、「ドドド…」と始めたり…。
新たな道草スポットになりそうです。
先週の壁の穴の話もそうですが、子どもたちは毎日、想像力を存分に発揮して外遊びを楽しんでいます。外に出て歩いていると楽しいことがいっぱいですが、それは想像力が豊かだからこそ、楽しめるのだと思います。外には色とりどりで、音が出て、しかけがあるおもちゃは何もありませんが、その変わり、外にあるもの、外で出会う自然は、自分がイメージした通りに何にでもなるのです。それが2歳、3歳の子どもたちにはとってもいいのです。