現在畑では、ダイコン、カブ、ブロッコリー、ハクサイ、ニンジン、ナバナ、エンドウマメ、ホウレンソウ、シュンギク、タマネギを栽培しています。
熱心に水やりをする子どもがいます。
冬らしく寒くなってきましたが、野菜はたくましく成長しています。また、雑草も夏のような勢いはありませんが、しっかり成長していますし、抜けばちゃんと生えてきます。
「なが~い!!」という弾んだ声が聞こえたので、振り返ると…
指の影。
実物よりも長いのです。しかも手を動かすとその長さが変化するというのでおもしろがっていました。
影を見ることと手を動かすことを繰り返し、「近づけると短くなる~。」と言い出した子どももいました。
はじめは壁にいたクモ(3種類を次々発見)を見ていたのですが、壁に向かっているうちに、影の不思議に気が付いた子どもたちでした。
マラソンは毎日ではありませんが、続いています。
が、走ることは毎日です。
鬼ごっこは「捕まるのが嫌だからやりたくない。」という子どももいます。すると、「鬼になったらいいんじゃない?」等と子ども同士で解決しながら全員で遊んでいます。公園にある木を使って、木に触っている間(10秒間)は捕まらないというルールです。保育者も一緒になって必死に走っています。
バスごっこは、お客さんを乗せて走りたいようです。乗せると言ってもバス役の子どもの後をついて走るのです。
山や海へ行くバス、保谷や八王子に行くバス。映画を見に行くバスというのもありましたね。映画の後は「お蕎麦を食べに行くバス」が来ました。
どうしたらバスに乗ってもらえるのかを考えたり、友達のしているバスがどんなことをしているのかを見聞きしたりして、バスになりきっている様子はおもしろいものです。
結局この日は全員がバス(や飛行機)になってしまったので、お客さんがいなくなってしまいました。お客さんがいないとつまらない様子の子どもたち、今後どう解決するでしょうか。
まちなかにも、公園にもまだまだたくさん木の葉が落ちています。
大きい、色がきれい、色が好き、形が〇〇みたい、千切れたり穴があいたりせずにきれい…等等の理由で、子どもたちは葉っぱを選び拾って楽しんでいます。拾っているうちに、様々な葉っぱの姿形に気づいて、自分の選ぶ基準ができていくという感じではないでしょうか。友達や保育者の拾うものもよく見ています。似たようなもの、より大きなものを拾う姿が見られます。
パリパリに乾燥している葉っぱを葉脈に沿ってきれいに半分にちぎることを始めた子どもたちもいました。
別の日の別の場所です。
拾い集めた葉っぱを並べてみることにしました。
こんなに様々な葉っぱが集まりました。色や形だけでなく、手触り、質感もそれぞれに違っています。子どもが「この葉っぱ薄い…。」と言うので、保育者も触らせてもらうと、やわらかでした。ただ拾い集めることをしていながらも、様々なことを感じているのです。
秋、あちこちでたくさんの落ち葉と出会います。
ある雨の日には、文理台公園に来る途中で拾ったホオノキの葉っぱが傘になりました。
ユリノキの葉っぱをたくさん拾ってうれしそうな3人組。たくさんの落ち葉に感動したようでした。
だれのが一番多いかなあと言ううちに、地面に並べることになりました。
並べた場所の近くにはユズリハの葉っぱがたくさん落ちていて、それも並べていると、仲間が増えて…
こんなにたくさん並びました。
こんなのもあるよと言って誰かが並べた葉っぱはサクラ。クヌギの葉っぱも並んでいました。
アジサイの葉っぱもありますね。
子どもたちは、もっともっとと葉っぱを拾っては並べているうちに、こんな葉っぱ、あんな葉っぱと、様々な種類の葉っぱがあることに気づいていました。色、形、それぞれの特徴…。途中までは一所懸命数も数えていました。
別の日…
たくさんの葉っぱを見つけると、早速集め始め、並べます。ユズリハですね。
バナナ屋さんでした。
色合いや質感がバナナのように思ったようです。
「黒い点々のところがおいしいのよね。」とその気になって話す子どももいました。