いらっしゃいませ

「いらっしゃいませー!」「ニンジンでーす!」「ほっぺたがおちるくらいおいしいです。」「満足しますよ~。」等大きな声が出ています。

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3歳組の4人で種を蒔いて、水やりをして育てたニンジンのお店です。

冬休み前の今日、すべて抜きました。大きいの、小さいの、二股あるいは三股に割れてしまったもの等、次々様々な恰好のニンジンが抜け、それがおもしろくて子どもたちはニンジンを抜くことをとても楽しんだようでした。

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そして、お店屋さんをやるのだと言って、洗い始めました。 f:id:donkoro:20140318235230j:plain

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数えてはいないのですが、80~90本あったのではないでしょうか。

お迎えのお母さんたちをお客さんに、ニンジンは完売でした。子どもたちは、自分のお母さんはもちろん、友達のお母さんたちがニンジンを喜んで持って帰ってくれたので、満足げでした。

 

気に入ったらとことん

月曜日、とても風が冷たく寒かったので体を動かして遊びたいという保育者の思いと、ある子どもの思いを合わせて思い浮かんだ遊びが「助け鬼」でした。早速教えてみたところ、4、5歳組の子どもはたいそうおもしろがって、火曜日、木曜日、金曜日と(雨降りだった水曜日以外は)、毎日公園へ行くとこの遊びをしていたのでした。

ふだんから鬼ごっこは大好きでよくする遊びなのですが、いつもは捕まったら鬼になるので、鬼役がどんどん増えていくというルール。今回教えた鬼ごっこは、鬼役は「警察」、逃げる役は「泥棒」。捕まった泥棒は「牢屋」に入れられますが、仲間の泥棒に助けてもらえば(手と手でタッチ)開放されるというもの。はじめは戸惑う様子もありましたが、回数を重ねるごとに、仲間同士で連携を取り合うようになり、とても盛り上がりました。

「たすけて~!」

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牢屋の見張りの警察がいない間に、助け(タッチし)に行ったり…

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遠くから様子を伺っていたり…

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回を重ねるごとに、一人ひとりの子どもの思いが行動によくあらわれているのが、保育者にも見えるようになって、この遊びの奥の深さを感じています。

例えば…

・自分が捕まることは想定できないのか、やたらと助けに行っては捕まる子どももいれ 

 ば、捕まりたくない様子で、呼ばれても全く助けに行かない子どももいる。

・助けに行っても、牢屋に入っている子どもがぼうっとしていて(捕まったついでに休 

 憩している様子)、助けに行った子どもがいら立っている。

・献身的に友達を助けに行った子どもが捕まり、必死で助けを求めても、友達はなかな

 か助けにきてもらえず不満げ。

・警察役の子どもが泥棒を捕まえることをしながら、すっかり警察官になりきって「赤

 信号で渡らないでください。」と言って取り締まりもして楽しんでいる。

・泥棒同士で連携し、警察を挑発して隙をつくって助けに行く。同様に警察同士も連携

 を密に取り、挟み撃ちにしたり、牢屋を守りつつ泥棒を捕まえたり。

 

自分の役割にとても一所懸命なんだなと感じる子どももいます。自分の気持ちに一途なので、もめごとになったりもしています。が、自分たちで解決する力もついてきています。子どもたち一人ひとりのこと、または友達関係がよく見える遊びです。

 

4、5歳組のみんなの手作り

冬ならではの毛糸を使った飾りです。木の枝は公園で拾い集めたものです。

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はじめて作るときには、どの子どももなかなかスムーズにいかずにいるのですが、繰り返しやっているうちに、手がうまく動くようになっていくのです。

毛糸の色を変えるのに結んでつなげることも、手と頭が覚えてできるようになる子どもも少なくありません。

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「けっこうおもしろいなあ…。」

できるようになるとそう思うようで、翌日また作り始める子どももいます。

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冬の作物、ダイコン

9月中に種まきしたダイコンを収穫しました。

間引きするたびに、小さなダイコンを各家庭に持ち帰って食べてもらっていましたが、いよいよ最終、立派なダイコンです。大きくなっていった過程をお母さんたちにも思い出してもらえたらうれしいなあと思いますが。

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それにしても、収穫するたびに思いますが、小さな種からこんな野菜になるとはほんとうに不思議です。

おでん、ポトフ、みそ汁、だいこんおろし、サラダ、漬物等、どんなメニューになるのでしょうか…。

ちなみに、どんぐりころころでは、月曜日の誕生会で豚汁にしていただきます。また、干しダイコンにもします。

 

作ったもので遊ぶ

3歳組男児2人がそれぞれ自分で作った乗り物で遊んでいます。

電車とはしご車だそうです。時々交流があります。

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その様子を見た4歳児が「すごいねえ。」とほめていました。どんなところがすごいのか保育者が尋ねると、「長くて、ほんものみたいに車輪がついているところ。」と。

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気に入って毎日使って遊んでいます。遊びながらまた手を加えていくので、ますます愛着をもって遊び、大事なものになるのでしょうね。。

 

できるとうれしい、できると楽しい

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これは実はゾウの形のジャングルジムなのです。鼻から上り、お腹のなかを通ってお尻まで行ったら、滑り台で滑り降りる。最後のお腹の中からお尻に出るところが難しく、滑り台を滑ることができずにいる子どももいました。

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友達がしているのを見て挑戦しますが、怖くてできません。でも「あきらめなくない。」と言って何度も挑戦してようやくできるようになると…。

うれしくて何度も何度も繰り返し,鼻から上ってお尻から滑ることを繰り返しました。

お尻の穴から滑るときに「プスー…。」と言いながら滑って楽しんでいる子どももいました。おならのつもりだそうです。

 

もみじ

  

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赤色が目立つもみじですが、よく見てみると

「茶色いのもあった!」「むらさきも!」「みどりっぽいのもあるよ。」「オレンジもある、ほら。」「黄色も!」

「いろんな色のもみじがあるんだね。」と、子どもたちと確認することができました。

子どもたちの手と同じぐらいのおおきさのもの、それよりも大きなもの、ずっと小さいもの等大きさも様々なことがわかります。

このきれいなもみじもそろそろおしまいですね。