今週は雨のために、室内で遊ぶ時間がいつもに比べて長くなりました。月曜日、３歳児Ｋくんが新聞紙でほうき、続いて掃除機を作り始めると、それに刺激されたＴＨくん。Ｋくんと同じ新聞紙に上質紙、セロテープを使って何やら作り始めました。紙をちぎったり丸めたり、貼ったり…二人とも自由に作っていきます。既成の形に囚われることなく、できたものを何かに見立てたり、できたもので満足したりしている様子でした。そして、作ったもので遊びます。作品として作っているのではない様子の二人でした。
別の日、ＴＷくんは２歳児ＫＡちゃんのお母さんのケーキ作りです。数人でテープで色紙を貼って、ケーキにトッピングです。最後はろうそくをつけますが、ＴＷくんがリードして火までつけていました。ＴＷくんはバースデーケーキを作るというイメージがしっかりありましたね。
Ｈちゃんは、はさみで切ることに夢中です。まっすぐにとても上手に紙を切ります。切ったところをセロテープで貼ってまた切る、という大人から見ると無駄と思われるようなことをして楽しんでいました。とにかく「切る」ことをしたくてたまらないようです。
月曜日から金曜日まで、飽きることなく３歳児の工作は続きました。自分の自由に材料を使えるのがよいのでしょう。どんな風に加工してもよいのです。特に新聞紙は千切ってもよし、丸めてもよし、テープで貼るのも、ひねるのもねじるのも、はさみで切ることも加工がしやすい素材です。そう言えば、週末には加工したものにクレヨンやペンで色を付けることも始めましたね。しばらくは新聞紙、上質紙、セロテープ、はさみを使って作ることが続きそうです。
