ひなまつり

小さなものですが、毎年おひなさまを飾ります。

飾ると子どもなりに興味をもつものです。今年の4歳児は、「ひなまつりをやろう。」と言い出し、おひなさまになる準備が始まりました。

身に付けるもの、持ち物等を飾りや人形、絵本を見ながら、自分で材料を選び貼ったり切ったり塗ったり等して作ったのです。保育者が風呂敷を出して肩から胸にかけて当ててやると、着物がイメージできたようで、喜んで風呂敷を使っていました。

途中から3歳児も加わり、数日楽しみました。

ひな壇も子どもたちのお手製ですよ。並ぶと♪うれしいひなまつりを歌います。1番は完璧ですが、それ以降は歌詞がおかしなことになっていました。

3月3日当日は5歳児が作った家を借りました。モモの花を眺めながらのひなまつりでした。

一人一人自分らしく表現し、友達と一緒に遊ぶ姿に成長を感じました。このまますくすく元気に育つことを願うばかりです。

片付けることも楽しく進めていました。ただ積み木を運んでいるのではなく、サイコロ型1つを1個と数えて、「4個」を運んでいるのです。様々な4個の塊を作って(見つけて)いました。算数の学習につながっていますよ。幼児期は遊びや生活にまつわることをする中で知的なことに触れています。それが幼児の学び方です。