屋敷林の冬は、特に「静かな空間」です。
空間全体の色合いは地味で単調ですし、瑞々しさの感じられる自然物は少ないです。
それでも子どもは自然と関わっているうちに、興味をもち、楽しさを感じ、遊びます。
木の枝をごしごしこすって削っている二人。
かなり長い間集中していました。
別のエリアでは、開けた空間をウロウロ歩きながら、気に入ったものを手に取る子ども、いいものはないかと探す子ども、これといったものがなかなか見つからない子ども…それぞれです。
静かなる時間がしばらく続いた後、動きが!
節分を前に「鬼」のことがこの数日話題になっているために、鬼になって遊びだした子どもから逃げたり、それを追いかけたりが始まったのです。地面にたくさんの枯れ葉を豆の代わりにして、「鬼は外!」と豆まきも始まりました。