11月になり、新しいお友達が二人増えました。
継続して通っている子どもも新入園の子どもも、食事が済むと自分で紙やペンを持ってきて絵を描き始めたり、友達がしているのを見て同じことを始めてみたり。
お気に入りのおもちゃで遊んでいる子どももいます。絵を描いている子どもの足元に注目。布草履を履いています。それぞれに自分のやりたいことをやっているのですね。
隣の部屋には保育者が見えますが、絵本やままごと道具、車のおもちゃがあります。保育者のそばで自分の好きなおもちゃで遊ぶ子どもも、保育者と一緒に遊ぶことを喜んでいる子どももいます。
2歳組の子どもにのぞんでいること、それは、興味をもったものに自分からかかわっていく力を発揮してほしいということです。ですから、子どもの動きを待つ気持ちで、保育者から子どもに対して積極的に関わることは控えるようにしています。子どもが何かを始めたり、そのことに関して保育者に話しかけたりつぶやいたりしていることには、保育者は積極的に応答していきます。
保育者は子どものことをよく見て理解していないと、適切な関わり、つまり指導はできません。何もしていないように見えるかもしれませんが、保育者は子どもをよく見て自分はどうするか、そして、子どもの力が発揮できるような遊びの環境づくりはどうあることが望ましいのか、どんなおもちゃやものがふさわしいのか、日々考えています。