新園舎では庭での遊びのレパートリーも広がるでしょう。その一つが絵具を使った遊びです。
はじめてのこの日は、4歳児が引っ越しで使った段ボールに自由に描いたり塗ったりして遊べるよう、遊び場や道具を用意しました。
絵筆の使い方を教えると、早速思い思いに段ボールに向かっていきました。
最後はこうなりました…
絵具がなくなってしまった容器に水を入れて絵具を増やそうと思ったようですが、その水を段ボールにかけ始めました。すると「消えちゃった~!」と大喜び。描いた線や形が消えるまで繰り返し水をかけては大笑いでした。また、ふやけて2枚になることに気づくと、段ボールの分解もおもしろがっていました。
そして、絵具で汚れたところを保育者がこすって水を流してきれいにし、仕上げにスイーパーで水切りをすると、それもまた面白がる子どもたちでした。
すっかり絵具で遊ぶことが気に入った様子の子どもたち。日常的に遊び、絵具に親しむことで、表現する楽しさやうれしさにつながっていくとよいのではないかと考えています。
「着替えようっと。」と言って、保育者に言われなくとも進んでサッサと着替える4歳児の姿に成長を感じました。