作ることを楽しみ、自分で作って満足し、たくさん遊んだ電車ですが、一旦片付けることにしました。子どもも納得して壊し始めました。中にはやっぱり壊さずに家に持ち帰りたくなり、そうした子どももいます。
ガムテープをはがすには指先にも腕にも力が必要です。製作過程で苦労した結果、何枚も重ねて貼られたガムテープをはがし、たくさん貼ったことを再確認している子どももいました。
分解しながら牛乳パックを頭に乗せて帽子にしたり、手にはめてロボットに変身したりすることが始まりました。
壊したことで、別のものが生まれたのです。どうしても作ることだけに目を向けがちなのですが、子どもの姿を見ていて、壊すということにも意味があるなあと実感しました。