子どもの姿に見える「安心」

一人一人の子どもたちの様子を継続的に見ていると、どの子もどんぐりころころでの生活に慣れると、活動的になります。言葉数が増える、話す声が大きくなる、走る、列の前の方で歩く、いろいろなことに挑戦する等変化を感じることができます。慣れるまでにとても時間のかかる子どももいれば、あっという間に慣れてしまう子どももいますが、慣れるというのは、安心して過ごせるようになるということです。

今日2歳児の姿を見ていて、ずいぶん安心して過ごせるようになったのだなあと実感しました。

 

道端で3歳児のまねをして「帽子屋さん」をしていましたが、そのうちに棒の先端の穴に落ちている枯れ草の棒を入れるとそれを引っ張り出し「釣れた!」と新たな遊びが始まりました。何度も何度も繰り返し、そのうち3歳児がまねを始めたほどでした。

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3歳児が連日観察しているイモムシ。怖々見ています。

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公園では、走ったり鉄棒にぶら下がったりしてうれしそう。ところが、ずいぶん走れるようになったなあと感心しながら一緒に走っていると、一人が転んで大泣き。少しの間ベンチに座り「ママがいいよ~!」と泣いてしましたが、「今日はお弁当ウインナー入ってるかなあ…。」と保育者が話しかけると「入ってるよ!」と泣きやんでまた遊び出しました。泣いた時の気持ちの切り替えも上手になったと感じました。

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滑り台では3歳児と一緒に何度も何度も滑り台を滑ります。以前盛り上がった「ベロベロ滑り」、並んでいる間のじゃれあいっこ…とにかく大騒ぎしていますが、安心して見ていられる様子でした。

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突然3歳児が始めた相撲にも参加。いつもは3歳児が畳の部屋でしているのですが、今日は外で条件が違っているのと、2歳児も参加のため、安全にできるよう、押し相撲専門で、円から出たら負けるというルールを保育者が決めました。

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