私の名前は…

 今日は、山田先生の紙芝居の日でした。今回は2つのお話を読んでもらいました。

さてさて、紙芝居が終わってから、子どもたちは山田先生に自己紹介しました。

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順番に「お名前は?」と尋ねられ、名前を言います。かなり緊張していました。声が小さめです。「聞こえないからもう一回言って。」と言われ、意を決してもう一回。山田先生は紙芝居のお話をするように、にこやかに、ゆったりと聞いてくださいます。一巡すると、体がうずうず動き出します、名前を言い終わって緊張感から一気にリラックスへ。一度きちんと座り直したところで、続いては、「何歳ですか?」と尋ねられ、「みっつ」とか「2歳」とか指で3を示しながら「3歳」と言ったりしていました。

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さて、また座り直しまして次の質問は「好きな公園はなんという公園ですか?」。ちょっと難しい質問かなあ…と思いましたが、Hちゃんが「たけのこ公園。」と口火を切り、全員何とか好きな公園を答えることができました。

 散歩中に出会った方とも、「いくつ?」「どこいくの?」等と話す機会はあるのですが、たまにはこんな風に改まって話す機会を作るのもいいなあと思いました。

 そう言えば今日は、こんなこともありました。今日も電車を見るために陸橋に寄り道したのですが、線路の点検をしているらしい西武鉄道の職員の方に、数人の子どもが陸橋の上から「こんにちは」とあいさつをしました。電車の大好きな子どもたちにとって、西武鉄道の職員の方は身近で、憧れなのです。気づいて欲しい、手を振ってもらいたい一心で「こんにちはー!」と一番大きな声が出たのは、ふだん決して口数が多いとは言えない子どもでした。いざとなったら、自分が必要だと思った時には、声が出るものなのですね。

 話をする、あいさつをすると言っても、状況や相手等条件は様々。いつでもどこでもハキハキと話せる子ども(人)もいれば、そうはいかない子ども(人)もいます。一面だけで見てはいけないなあと思います。