熱心な自然観察

子どもたちがしゃがみこんでダンゴムシを探しているのです。ダンゴムシは 道端の塀沿いを散歩しているのでしょうか?急いで何かお仕事中でしょうか?穴を出入りしたり、ドクダミ等の葉っぱをよけるとたくさんいたりするので、穴や葉っぱの下が「おうちだ!!」と言う子もいます。いつの間にか捕まえるのも上手になりました。足で踏んでしまうこともあったのですが、踏まなくなったのは手で捕まえられるようになったためなのではないかと子どもたちの様子を見ていて思います。手で捕まえたとしても指先でつまむ力が強すぎて、ダンゴムシが動かなくなってしまうこともありましたが、指先の力加減もできるようになったようです。

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保育者がダンゴムシを見よう、捕まえようと促しているわけではありません。ただ、歩きながらダンゴムシを見つけた時に立ち止りしゃがんで、見たり捕まえたりはします。保育者自身がダンゴムシに興味があって、好きなのです。

今日は、この場所にはダンゴムシがいることを覚えていて、ダンゴムシを見たり捕まえたりしたい子がしゃがみこむと、次々我先にと先回りしてのダンゴムシ探しになりました。じっとしゃがみこんで夢中になる姿を見て、通りすがりのご婦人お二人が「まあ、熱心に自然観察しているのねえ…。」「ほんとにねえ、いいわねえ…。」と話されていました。

子どもたちは、本当に、それはそれは熱心にダンゴムシを見たり捕まえたりしているのです。この頃はヤスデもよく見ます。「これ何?」と言いながら、棒を拾ってちょっと触るとうずまきのように丸くなる姿をおもしろがっています。