2歳児クラス10名は、火木と水金の二つのコースに分かれています。3歳児4人とそれぞれのコースの2歳児が一緒になるわけですが、それぞれの個性があって、たけのこ公園に行く際には歩くコースが違うことが多いです。保育者はメンバーや自然の様子(草花や虫等)、天気(今の時期は特に暑さ、日差しを気にします)等によって歩くコースを想定していますが、子どもからのリクエストがあれば、調整します。
火木コースは畑の前を通るコースがお気に入り。まずお店屋さんごっこをして、その後は帽子屋さんごっこ。みかんの木の様子を確認し(今はとても小さな緑色のみかんが実っています)、道端のエノコログサやシソを摘んで、もんだり大事に握っていたり。落ちている梅を拾うこともお気に入り。畑で育っている作物をじっくり眺める子どももいます。
水金コースは、陸橋に上って電車を見てから公園に行くことが多いです。
電車に向かって一所懸命手を振ると、時々「ファン!」と警笛を鳴らしてくれます。手を振ってくれる運転手さんや車掌さんもいます。子どもたちはもちろん大喜びですが、運転手さんや車掌さんも何だかうれしそうに見えます。
電車を見た後は、自動販売機でジュースを買って飲むまねをしたり、かくれんぼをしたり、アジサイがきれいに咲いている場所ではそうっと触って感触を味わったり…。