カメの世話

幼児園どんぐりころころでは2匹のカメを飼っています。知人のお宅で卵から孵った小さな小さなカメをもらい、飼い始めました。

今年は、子どもたちがとても熱心にカメの世話をしています。

当番活動にはしておらず、したい人が世話をします。世話の仕方は代々子どもから子どもへと伝授されています。

まず、カメの家を運び出し、汚れた水を捨てます。これが一番難しいたいへんな作業かもしれません。

一人ではできないので、数人で集まって声をかけながらカメの家を持ち上げて、階段を下ります。

次はカメをたらいに出して、カメの家を洗います。

カメを平気でつかめる子どももいますし、怖々持っている子どももいます。

カメが逃げないように見張りが必要です。

カメの家を洗うたわしは、黒いひもがついているものと決まっています。

容器の内側と外側を丁寧に洗います。

きれいに洗った後、カメを戻します。

カメを持ち上げるのが上手になってきましたね。友達がやっていると、自分もやってみよう、カメを持てるようになりたいと思うようです。

カメの家を所定の場所に戻したら、ペットボトルに汲んでおいた水を入れます。

空っぽになったペットボトルに水を入れておきます。水道水を直接入れることは生き物によくないため、汲み置くことでカルキ抜きをしているのです。

次はえさを与えます。カメが残さない程度の量を与えたいので、カメの食べ方に合わせて量は決めていますが、現在はカメのえさの入れ物のふた、丸い形のふたに半分です。

量が決まったら、カメたちに食べさせます。えさの量を計った友達にえさを分けてもらうのです。

えさやりも終わったら、水をこぼした所を雑巾で拭いて、石鹸を手で洗って終了。

保育者が毎日やりなさいと言ったわけではなく、子どものやりたい気持ちで毎日続いているカメの世話です。
カメに対する親しみがもてるようになっています。

名前を呼ぶことから始まって、この頃は、公園へ出かける時に「いってきまーす。」と声をかけることもあります。

カメの名前は「のんちゃん」と「さいとうさん」。のんちゃんはのんびりしているから。そのせいでさいとうさんにしっぽをかじられて、しっぽに傷があるのです。

世話をしてやることで近くでよく見るようになったためか、子どもたちは、2匹のカメの小さな違いを見分けられようになっています。

先日、「のんちゃん、さいとうさん、ただいまー。」と言った友達に、「ちゃんと顔見て言わなきゃだめだよ。」と話す子どもがいました。

2匹のカメがいることで、子どもたちは世話をし、小さな生き物と触れ合い興味をもち、一緒に世話をする友達との関りが深まり、自信をもつようになると思われます。

そして、カメのいる生活は子どもたちにとって楽しいものです。

 

※幼児園どんぐりころころは、定員になるまで随時園児募集しています。

 

 



 





 

幼児園どんぐりころころの親子活動の会「こどんぐりの会」3回目の活動報告

3回目の今日から参加の方もいらっしゃいました。

自分のプランターのトマトの様子をよく見て、水やりをしました。だいぶトマトの枝葉が伸びましたね。

コンパニオンプランツのバジルも大きくなったでしょうか。

自分のトマトのお世話が終わると、片隅に置いてある丸太が気になり遊び出しました。

のぼってみた後は、丸太を動かしてみようとしています。丸太が動き、その跡にダンゴムシを見つけたのです。

ダンゴムシに興味津々の二人。

指で触ったり、つまんでみたり。

ダンゴムシに姿は似ているのですが、触っても丸まらないワラジムシもいましたね。

 

こどんぐりの会は1回1時間。トマトの観察や水やり、種まき等活動内容は大まかに決めていますが、それぞれのお子さんの当日の様子に合わせて活動を進めています。

今日はトマトのお世話の後は、庭での遊びを楽しむことができました。

 

※現在、こどんぐりの会に参加いただいているのは4組の親子さんです。

 トマトが好き、植物を育ててみたい、同じ年ごろのお子さんとの出会いが欲しい等、  

 ご興味ありましたら、ぜひホームページのご案内をご覧ください。メールでのお問い

 合わせが可能です。

 

 

 

農家さんを知る・地域を知る

谷戸せせらぎ公園に向かって歩いていると、「えだまめの販売をしています。」という看板があり、直売所に寄ってみることにしました。

幼児園どんぐりころころのある西東京市には生産農家さんが多数あります。畑で野菜や果物、花が育っていく過程を見られることは貴重なことだと思います。そして、必ずと言っていいほど、農家さんには直売所があり、公園まで歩いて行く途中、直売所に寄ることもあります。売られている野菜や果物を見せていただいたり、実際に買い物したりします。無人の直売所もあれば、農家さんが接客していらっしゃるお店もあります。

畑が身近にある、新鮮な野菜や果物が農家さんから直接買うことができるというのは、とても幸せなことです。子どもたちには、将来にわたって地域の特色、よさとして理解してもらいたいです。そして、この地域に暮らしながら、畑を大事に思う気持ちを醸成していって欲しいものです。

今日は、エダマメを買うつもりでレイモンドファームさんに寄りました。約束していたわけではありませんが、子どもたちを作業場に入れてくださり、エダマメを洗ったり袋詰めしたりする機械を見せてくださいました。

丁寧に説明をしていただき、収穫から販売までの作業工程を保育者はとてもよく理解することができました。

エダマメがきれいに袋詰めされて売られているのを見て、「エダマメを売るお姉さんになりたい。」と話す子どもがいました。

どんぐりころころでは、自分が育てたい野菜を種から育てることをしていますが、自分が育てた野菜をたくさん収穫すると、お店屋さんみたいに野菜を並べて、紙で作ったお金を使って、売り買いすることがあります。野菜屋さんごっこを楽しんでいるのです。先日は、保育者が育てた「ちりめんレタス」が花束のようにチラシで包まれて、紙のお金の100円で販売されました。

農家さんと関わり身近に感じることが、地域を知ることにつながっていくようにと願っています。

 

※幼児園どんぐりころころは、定員になるまで随時園児募集しています。

 

 

こどもまつりの前と後・遊びの連続

先週末、23日㈯に「こどもまつり」を開催し、卒園児や地域の方にも遊びにきていただきました。

今回は、「自分で作ることを楽しむ・作ったもので遊ぶことを楽しむ」ことがテーマ。

年齢や経験に応じて、用意してある材料を好きなように使って、好きなように作って遊ぶ姿が見られました。

さて、下の写真はこどもまつりの前に4歳児が「くさっぱら」を作っている様子です。

犬が散歩するのはどんなところがいいかと尋ねたところ、公園、草のあるところ…という反応だったので、保育者がイメージして作り始めると、「市民広場みたいだ。」「花も咲いてるよね。」「つくりたーい!」と言って子どもたちがどんどん作っていきました。

のりを使って、ちぎったり丸めたりした紙を貼っていきました。

何度も遊びに行っている市民広場をイメージしているようでした。シロツメクサを咲かせたり、いろいろな花はふだん目にしている花をイメージしているのでしょうか。チョウやテントウムシも作って貼りました。

こどもまつり当日は、作った動物を連れて散歩を楽しんでもらうことができました。

こどもまつりでは、「つみつみゲーム」のコーナーも用意しました。小さな子どもが既成のおもちゃでなく、身近にあるもので安全に楽しく遊べるようにと考えた遊びです。これは小学生でも大人でも楽しむことができました。

こどもまつりの後、保育者も子どもたちもチャレンジしました。どうしたらたくさん積めるのかを考えて、まず大きなものを積むのですが、静かにそっと置いていましたね。崩れるとまたやり直すことを繰り返し、友達が積んだよりも高くしようとか20まで積もうとか目標をもって遊んでいました。

次は、車のレース場を作り始めた子どもたち。こどもまつりで車を作ったことと、走らせて遊ぶ場所があったことで、自分たちで「鈴鹿サーキット」を作ってみようということになりました。車も作り始めましたよ。

お店屋さんも開店しました。イチゴ、バナナ、ブドウ、リンゴ、くだものやさんでした。

こどもまつりの日だけでなく、その準備の段階も楽しみ、こどもまつりで経験したことをまた楽しんだり、こどもまつりでの遊びを生かした新たな遊びを楽しむ子どもたちです。

 

色を楽しむ2日間

以前雨の日に、さかりを終えてぬれたツツジの花を拾い集めて、絞って遊んだことがありました。薄いピンク色がついた汁をジュースだと言って、袋に集めて雨の中楽しく遊ぶことができました。

5月19日

この日も、はじめにやってみたのは保育者でした。保育者がムラサキツユクサの花を指でつぶすと鮮やかな紫色の汁が指につきました。それを見た4歳児が早速自分のビニール袋を使って、ムラサキツユクサを集め出し、花をつぶします。真剣です。

袋に水を入れると、きれいな色の水になりました。

うれしそうに自分の袋の水を見つめていました。

ツツジの花を拾い、水の入った袋に入れていく子どももいました。

そのうち、友達が摘んでいるムラサキツユクサも入れ始めました。

ムラサキツユクサは公園内を歩いて探すと、たくさん咲いていました。自生したものなのだと判断できますが、「チョウチョさんの分も取っておこうね。」と話し、つぼみは取らずに花びらがしぼんできているように見える咲き終わりの花を選んで取ることにしました。

翌日も同じ公園へ行くと、前日はやっていなかった子どもも、ムラサキツユクサを摘みに行き、きれいな色水をつくって遊んでいました。

きれいな色水は、砂や落ち葉で作ったケーキのシロップになりました。

花が水と一緒になることで、生まれたものがとても魅力的だったのでしょう。「これが好き」「またやりたい」「友達がやっていたようにやってみたい」「自分でできる」という気持ちが原動力になって、生き生きと遊んでいました。それぞれにしている色水づくりですが、そばに友達がいることは安心であったり、刺激でもあったり、遊びに欠かすことのできない大事なことなのではないかとも思われます。

また、今回の遊びは以前のツツジのジュース作りが生かされた遊びでもあります。日々の経験を生かす力がついていくことは、私たち保育者が願っていることです。

この遊びをきっかけに、今まで気にとめることがなかった、ムラサキツユクサの花は園の庭や畑にもあること、いろいろな公園へ行く途中の道端にもあることに気が付くようにもなりました。

 

※幼児園どんぐりころころは、定員になるまで随時園児募集しています。

野菜を収穫してから食べるまで

今週は野菜の収穫が様々ありました。

5月19日

4歳児が3歳児の秋に種まきして育てていたソラマメ。ようやくソラマメの鞘が下を向いたので、収穫できます。鞘は一つ、二つ…と実り大きくなって、上を向いている鞘がこれまた順番に下を向いていくので、全部が下を向くまでしばらく待ちました。

全部で57個取れました。

5月20日

5歳児が4歳児の秋に種を蒔いて育てていたタマネギ。茎が倒れたら収穫の合図です。

保育者と一緒に確認して茎が倒れているものは、茎を短く切っておきました。抜いていい印です。それを5歳児が4歳児に説明しているところ。

4歳児がタマネギが欲しいと言うので、4歳児が育てていたソラマメと交換するということで、抜かせてあげることにしました。

抜いたタマネギを友達と比べている4歳児。そのうち、タマネギをタコさんにして遊び出しました。

抜くときに手ごたえがあり、簡単に抜けない様子もありました。抜けてほっと安心。

うれしそう。

抜いたら根っこがあることに気が付きました。よく見たり、さわってみたり。

5月20日

コマツナを育てたのは4歳児。4月になってから種まきをしてもう収穫です。たくさん育ったので、全部収穫するのも、運ぶのもひと苦労。

コマツナが欲しい子どもは順番に並んで、自分が欲しいだけもらっていました。

ニンジンを育てている4歳児と5歳児は、間引きしました。

たくさん発芽してぎゅうぎゅう詰め、隙間がないと大きくなれないと教えると、大きなニンジンにしたいから抜くことで納得。

欲しい友達に分けていました。

収穫した野菜は洗って持ち帰ります。

「土がついていると、お母さんがたいへんだから洗ってあげる…」というような内容のことを話しながら洗っている子どもがいました。

洗った野菜は、新聞紙やチラシで包みます。

新聞紙のどこにどう置こうかと子どもなりに考えながら包む作業を進めています。

置いた後は新聞紙をどうたたんだら、野菜を紙で覆うことができるか、それも子どもなりに考えている様子。

今まで様々なものを包むことをしてきていますが、長いものや丸いもの等その度に包むものの形が違えば、大きさや量も違うため、子どもにとっては難しい作業のようです。

保育者が手伝うこともあります。

どうにか包むことができたら、最後はセロテープでとめておしまいです。

野菜を持ち帰った翌日は、「報告会」と言って、どんな風にして食べたのかを子どもたちと保育者とで話しています。

野菜を持ち帰るのは食べる人ということになっているのですが、食べたくないと思う子どもは「欲しい。」と言わなかったり、少しだけもらって帰ったりする様子もあります。

収穫した野菜を使ってみそ汁を作り、園で食べることもあります。

 

※幼児園どんぐりころころは、定員になるまで随時園児募集しております。

 






野菜の栽培と数えること

今日はソラマメを収穫しました。取ったらたらいに入れていったのですが、全部で何個の鞘があるのか、数えてみることにしました。

保育室にたらいを運び、さてどうやって数えるのだろうかと子どもたちを見ていると、たらいから出して並べ始めました。

並べ終わると、個々に数え始めました。

それぞれ、1234…と声に出して数えています。保育者はわけがわからなくなるだろうなあと思いながら見ていました。

子どもたちが言った数字は、55、56、35、47、70とバラバラ。保育者がこっそり数えると57個でした。

最終的に、一人ずつ順番に10個まで数え、10個の集まりをつくっていきました。

10個の集まりが5個と、残りは7個。

保育者が「10、20、30、40、50と7個。57個だったね。」と数えると、子どもたちはポカーンとした表情でした。1から57まで全員で数えた方が納得しやすかったかもしれません。

この後、7人の子どもと2人の保育者とでソラマメを分けました。

保育者の指示で、はじめは4個ずつ順番にもらい、2回目は2個ずつ、合わせて6個ずつです。いくつ持っているか、各自数えて6個になっていることを確かめました。(3個残ったものは小さいものだったので、保育者がまとめてもらいました。子どもたちは残った3個のソラマメには全く気が付いていない様子でした。自分がもらったソラマメしか見ていませんでした。)

野菜を育てていると、今いくつ実っているのかを数えたり、収穫できたものの数を確かめるのに数えたりすることが日常です。どんぐりころころで園生活を送る子どもたちにとって、数は身近なもので、数えることができるという意味では自分で使えるもの、少ないとか多いとか同じとかものについて理解するきっかけになるもの、と言えるのではないでしょうか。子どもにとっては数とは何なのか、保育者にとっては興味の対象です。

 

※幼児園どんぐりころころでは、定員になるまで随時園児募集をしております。