ある日、公園の地面を掘って水をかけて泥を作って遊ぶつもりが、「セメント」ができました。以前は泥でパンケーキを焼いて遊んだので、そのイメージで遊び出したのではないでしょうか。
思いがけずできた「セメント」。その日以来、「セメント」にはまった5歳児。
この日は一人で黙々とセメント仕事に集中する子どもの姿がありました。
「お城をつくる!」と言って一人でここまで仕上げました。お城の基礎工事ですね。
基礎工事の様子を見た友達が仲間になりました。
地面を掘り粉を作る、池まで水を汲みに行く、粉々のセメントの素と水を混ぜる、できたセメントを素手で整形する…という工程の繰り返しです。
翌々日には、更に仲間が増えて、基礎工事も終わりそうです。基礎に加えて床の工事も始まっていました。
2,3歳児は別の遊びをしながら、職人さんのような5歳児のしていることや作っているものをよく見たり、そっと触ってみたりしています。
火曜日から木曜日まで毎日「セメント」で遊ぶことができました。公園ですから、だれかが遊びに来て壊されてしまって当たり前なのですが、残っているのです。ありがたいなあと思ってしまいます。
さあ、週明けの月曜日、お城の基礎部分と床の一部はどうなっていることやら…。