火曜日は3歳児と2歳児は分かれて外遊びをしています。
3歳児は久しぶりに森林公園へ。冬になり、日陰の多いこの場所は敬遠していましたが、子どものリクエストで行ってみると、思った以上に日の当たる場所も多く、日差しの多かった今日は過ごしやすかったです。
さて、しばらく固定遊具で遊んだ後、子どもたちはふたつのグループに分かれて遊び出しました。
こちらは、「たき火しよう!」「バーべキューしよう!」と言ってそれぞれに木や石を拾いだし、場所も何となくそれぞれに動いているうちに1か所の場所に決定。
自分で持ってきたビニール袋を使って効率よく運ぶ子ども、選んだものを一つずつ運ぶ子ども。たき火やバーベキューのイメージがわかない子どもは友達が集めているものを保育者と一緒に見て集めるものが分かって動き出したり、友達のまねをしてビニール袋を出したり、友達と二人組で連携プレーも見られました。
バーベキューの隣にはお風呂もできました。
別の場所では、二人で「おうちつくるの!」と木の枝を拾って並べて遊び出しました。
だいぶ時間が経つと、こんな様子でした。二人の話では、「おうちはやめて、滑り台してたの。」「それでその後にこれやってたの。」
木を地面に立てようと石をたくさん運んだようですが、持っていてもらわないと木は倒れてしまいます。
その後、友達と保育者の助言で大きな石を運び、何とか木は自立したのです。
下の写真は、木が自立するための助言をしてくれた子どもです。実は少し前に、同じようなことをしていて、保育者に身守れながら木の枝を自立させたのです。はじめは地面に刺すことことを考えたようですが、固くてうまくいきません。やわらかい地面を探しましたがなく…。いろいろやるうち支えがあればいいと気付いたようで、木の根や石を使うことでうまくいったのです。自立した木の枝を見ながら、「ここに壁があって、こっちも壁で、こっちも壁だから…。(石と木の枝の)隙間にこれをつっこもう…。」等枝を自立させることができた訳やより安定させる方法が自分なりに理解できた様子がありました。ちなみに、保育者は口は出さずに見ていて、より安定させるために大きめの石がもう一つあるとよいのではないかと助言したのみです。
お互いにがんばった結果を見合いました。
帰る前に「石はもとの場所に戻さないとだめだから…。」と訴える子どもがおり、みんなでたくさんの石を片づけました。それぞれの遊んだ場所を全員で片づけていました。
一人一人の力が合わさると、いろいろなことができるのですね。