山田先生の紙芝居

8月26日、山田先生が紙芝居をしに来てくださいました。

この日は、「わにわにのごちそう(福音館書店)」「ノンタンぶらんこのせて(偕成社)」の二つのお話。絵本を手作り紙芝居にしてお話してくださいました。

f:id:donkoro:20140826133158j:plain

「わにわにのごちそう」は「わにわにのおふろ」で親しんでいるお話のシリーズ。「今日はお風呂じゃないねえ…」と言いながら見始め、ページを1枚ずつめくるたびに子どもの反応が返ってきました。決してかわいいワニではない「わにわに」。だけど、子どもは大好きな「わにわに」。

f:id:donkoro:20140828103414j:plain

木曜日、2歳児Rくんが「わにわにのごちそう」の絵本を読んでほしいと持ってきました。そう言えばRくんは紙芝居を読んでもらった時、読み終わった途端に「もう一回」と言っていました。「わにわにのごちそう」が気に入ったのでしょうね。読み始めると、3人4人と子どもたちが集まってきて、結局シリーズ全5冊を読みました。今までシリーズ全部を見せたことはなかったので、3歳児の中には「5個もあるんだね!」と数えて確認している子もいました。どのお話も、お風呂に入ること、食べること、けがをすること、工作すること、夏祭りに行くといろいろなお店があること等子どもが生活の中で自分もすること、経験したこと、知っていることが書かれています。だから感情移入するのでしょう。ページをめくる度に、だれかが必ず言葉や態度で感想をもらします。「わにわにのシリーズ」、ブームの気配を感じます。