子どもと種まき

26日、月曜日、3歳児クラスの畑の日、畑でキュウリを収穫しました。小さいうちに取ったのです。一つ目に実ったものは小さいうちに取った方が、株が元気に長持ちするのです。去年は2株で82本の収穫がありましたので、今年もそれぐらいたくさん収穫したいものです。収穫したキュウリは、切ってお弁当と一緒に食べました。ポリポリそのまま何も付けずに…。一切れ食べて「もういい」と言う子もいましたし、次々にキュウリを口に運んで満足げな子もいました。次に大きいのを収穫したらお家に持って帰ることを楽しみにしている子どもたちです。

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ところで、本題に入ります。

このキュウリ、子どもたちが種を蒔いたのではなく、保育者が苗を植えたのです。子どもたちのいない時に植えたので、ニンジンの水やりをするたびに、これは一体何なのかと子どもたちは話していました(ニンジンの傍でキュウリを育てています)。それが今日、キュウリが実っていたので「キュウリだったんだ」となったのですが、「キュウリの種まきしてないよねえ。」と私が言うと、「ニンジンの種にキュウリの種がまざってたんじゃない…。」とKくんが言いました。

 

そして、今日のこと。

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たけのこ公園からの帰り道、冬の間「ブドウ狩り」と言って実を取って遊んでいた「イヌツゲ」の生垣に花が咲いているのを見つけました。するとTHくんが「ブドウだったのに…」「種蒔かないと、ブドウの種蒔かないと、できない…」と言うのです。もしかするとTHくんは、ブドウの種を蒔けば、ブドウができ、そうすれば「ブドウ狩り」をして遊ぶことができると考えたのではないでしょうか。

 そんな風に考えるのは、ニンジン、レタス、バナナピーマン、花(センニチコウとテイオウカイザイク)、ナタマメと種まきの経験を重ね、育っている様子を見ているからでしょうか。