4、5歳組は久しぶりの碧山森です。
例年この時期は、文理台公園で氷で遊ぶ毎日ですが、今年はまだ氷がはりません。そこで、碧山森に行くことにしました。雑然とした感じで、枯れ木がたくさんあり、広いスペースもありの環境が、今の子どもたちにいい遊び場になると判断しました。
さて、氷が今だ張らない文理台公園では、梅の花が咲きだました。
森の中は木を剪定した跡があちこちに。それを使ってイメージ豊かにダイナミックに、または繊細に、各々遊びが進んでいきました。
冬の畑
どんぐりころころの畑には鳥の餌台があります。冬は毎日餌を置き、小鳥を待ちます。この冬もも3歳組の子どもたちが、市販の餌や、落花生、サツマイモ等を毎朝置いては、食べたかどうかを確かめたり、鳥がいないか探したりをしています。
4、5歳組の子どもの中には、「メジロが来てる!」等と、よく見かける鳥の名前を覚えて観察している子どももいます。
作物も育ってきています。
ダイコン、ホウレンソウ、キャベツ、ソラマメ…
キャベツは葉っぱに食べられた痕跡があり、子どもはアオムシだと思ったようですが、この時期は鳥の仕業です。そこで子どもも考えました。「屋根をつけてよ。」と言い出し、寒冷紗で覆ってやりました。
写真はありませんが、ニンジン、ノラボウナ、アカカブ、タマネギ、エンドウマメも寒さの中、少しずつ生長しています。
創造も想像も
そうぞう力を存分に発揮して遊ぶ4歳組のこどもたち。屋敷林で作らせていただいたものは単なる置物でなく、子どもにとっては人形にもなるのですね。
以前いただいた木片を出してやると、こどもたちはそれで建物や新幹線を作り出しました。
サンタさんがトナカイのそりに乗り、プレゼントを届けていたり、新幹線に乗って病院に行く犬もいます。3人で役割分担し、イメージ豊かに会話を交わしながらのんびりと遊びを進めていました。
都立狭山公園
5歳組は待望の、3歳組ははじめての、4歳組は待望のはじめての狭山公園でした。
電車に乗ることも、広く景色のよい場所を走ることも、友達と一緒だからこその楽しさだったと思います。