何にもないけど何でもある

冬の屋敷林はやっぱりいいですね。豊かです。華やかなものはないのですが、子どもたちが様々なことをして遊ぶきっかけになる豊かな自然がある場所です。子どもが自由に何でもやれる場所なのです。

木登りをする3歳児。先日、5歳児がスイスイ登っていたのを見ていたかな…。

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朽木を石でゴシゴシと削ってお料理。

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長い木の枝を持ってウロウロ…。何が始まるのか…。

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こちらは「集めてまーす。」だそうです。

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こちらも袋の中にいいものがたくさん集まっています。屋敷林を一周して集めてきたようです。

4,5歳児は、鬼ごっこやカーレースごっこ等平気で思い切り走ることができますが、
2歳児は歩くだけでもけっこうたいへんなようです。凸凹な場所なので、屋敷林を一周する間に何度も転んでしまいます。転ばなくとも、体に対する抵抗感が強いと思います。

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電車です。両端どちらも運転手さんのようで、それぞれお客さんを乗せる時にいろいろなことを言います。「名前を言ってくださーい!」「どこまで行きますか~?」……。

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「走ってくるね。」と言って、元気に遠くまで走って戻ってきました。

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この日は鬼ごっこやかくれんぼをしている子どもたちもいました。

 

 

碧山の森から文理台公園へ

久しぶりに碧山の森へ。あたたかかったので歩くことを楽しもうと、だいぶ遠回りをして文理台公園へ行く途中で、休憩だけのつもりが…。

電車になって走る3歳児。4,5歳児男児はレーシングカーになって走っています。

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クラッシュして故障した車がレッカー移動中。

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ピットではガソリンの補給中。タイヤの交換や車体の塗り替えもできるそうです。

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お店屋さんではお団子を作っています。

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よじ登ってジャンプ! 切り株に立ち上がるとずいぶん高いようで表情がぱっと明るくなったり、慎重な様子になったりそれぞれ。4,5歳児は全員挑戦しましたが、特に女の子は一度できると登ってジャンプを何度も繰り返していました。

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3歳児の強い希望で、この後文理台公園に行き、遊びました。どうしても文理台公園でお料理がしたかったのだそう。お料理するために途中道草しながら材料を集めていました。文理台公園でのお料理が、今、とてもお気に入りのようです。10分ほどしか遊べなくとも、行きたい場所に行き、やりたいことができたことで納得している様子でした。

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各自お気に入りの料理の場所があります。材料を調達する場所もあります。ノビルを掘り出しています。

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前の日に料理した場所を確認して、「カリンがないわね、いい匂いのカリン。」と話している子どもたちもいました。

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ダイナミック!

はじめは手で落ち葉を集めて山に積み上げていたのですが、

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長い木の枝を見つけると、それを使って一気に押し出す方法に。

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どんどん山は大きくなっていきます。

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女の子も別の場所で山を作っていましたが、途中、天秤棒みたいなことをして遊び始めてました。

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最後はお風呂になっていました。

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男の子の山は、最後は大勢で山に登って枯れ葉をばらまいて大騒ぎでした。

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帰る前に山を元に戻すのですが、葉っぱを両手でたくさん抱えて持ち歩いたり、それを思い切り投げてばらまいたりして、楽しく遊びながら片づけている子どもたちでした。

 

 

 

青・あお

きれいなんです、つやつやしていて張りがあって…(干しブドウのようにしぼしぼのものもありますね)。(写真で伝わっているでしょうか…。)

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リュウノヒゲの実です。

道端でたくさん見つけて取ることができました。

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もじゃもじゃの中に隠れています。

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競い合うように取っている子どもたちもいますね。

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実を傾斜で転がしたり、投げてみたり、青い皮をむいたりしている子どももいます。投げるとスーパーボールのように弾みます。

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個人でたくさん取る子ども、友達と一緒にたくさん集める子ども、とにかくたくさん取ることが楽しい子どももいれば、使って遊ぶことを楽しむ子どももいました。3歳児は公園で料理をすると言って友達と一緒に袋の中にたくさん集めていました。

美しい青い実ですが、表には見えないものなので、知る人ぞ知る楽しみです。

 

 

 

何でも凍る日!?

今朝は寒かったですね。

うっかりウッドデッキに出したままにしていた、畑で抜いたダイコンがまるごと凍っていました。凍ったまま切って干してしまいました。どうなるでしょう。

2学期末から遊び続けている「〇んこ山」も子どもが「せんせーい、見て~!乗っても壊れない!!」と凍っていることを確認した様子。たらいの水もポリバケツの中も凍っていて、早速氷を集めて砕いたり並べたり等して遊び出した子どももいました。

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氷をねらって4,5歳児は文理台公園へ。

途中の公園では葉っぱも凍っていました。

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土の中も凍っています(霜)。「これは、エルサがやったのよ!」と言う子どもも。

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いつもより厚い氷で広い範囲か覆われていました。

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「冷たい冷たい…」と言いながら、氷を取る子どもたち。

木の枝を探してきて割り、自分のほうに近づけ、重たいのを持ち上げ(必要な時は友達の助けを求め)、楽ではないことを喜んで一所懸命やっていました。

取った氷はダイナミックに水面(氷)に投げて割ったり、お城作りの床に使ったりする様子がありました。

 

公園で手を洗おうとしたら、水は出ません。水道まで凍っていました。

「やっぱり今日は何でも凍る日だ!」ということで納得する子どもたちでした。

 

 

こま回し

毎年恒例の冬休み明けのこま回し。

3歳児には手回しごまを、4歳児は昨年から継続の手回しごまを、5歳児は新しく投げごまを用意しました。

3歳児、簡単そうに見えますが、はじめはうまく回すことができません。

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何度もやるうちに回るようになっていきますが、コマの棒の部分を持つ手の具合でうまく回ったり、回らなかったり。

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週末には全員回せるようになって、こまをあるだけ次々回していったり、自分のこまが一番長く回ると喜んだりと遊ぶ様子が変わってきました。うんと夢中になって遊ぶ子どももいますが、それほど興味のなさそうな子どももいますね。昔ながらの単純なおもちゃは自分から求めていかないとなかなか楽しむことはできないのだと思います(回っているこまからおもしろさを発見したり、自由にこまを使って新たな回し方を発見したり、よく長く回そうと目標をもったり…)。

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保育者がそばにいて見守りながら一人一人に合わせた言葉かけをしたり、こま回しのおもしろさを感じられるようなちょっとした仕掛けをしたりもしながら、しばらくこまで遊びたいと思います。

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4歳児は昨年も遊んだこまですがまだまだ楽しく遊べるでしょう。ずいぶん上手に回すようになりました。手の使い方が上手になったでしょうか。3歳児と一緒になって遊んでいる子どもは、3歳児の回すこまに自分のこまをぶつけて倒すことをおもしろがっています。自分の回したこまが勢いよく回る様子を感じ取って、いい気分でいる様子もあります。3歳児と一緒に刺激し合いながら、こまの楽しさにもっともっと目覚めていって欲しいです。

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さて、5歳児は投げごまに挑戦しています。

ひもを巻くことから始まります。こまを回すまでにひもを巻く、次は投げると段階を踏まないといけません。そして、それぞれ技術が必要です。個々に集中しています。ひもはきれいな渦巻きにと教えていますが、「竜巻」「ソフトクリーム」「〇んこ」になったと言ってはなごみます。

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火曜日から金曜日の4日間で1回でも自力で回せた子どもは4人。回せなくてもひもは上手く巻けるようになったと自覚がある子どもは、来週こそは回せるようになろうと話していました。回せる子どもでも、連続で回せるようになりたいと言う子どももいます。自分の目標をもって取り組んでいるのですね。

5歳児も、夢中になっている子どももいれば、気が向いたらちょこちょこやる子どもも、まだ一度も投げごまを手にしていない子どももいます。一人一人の興味や気持ちに合わせてやれればよいと思います。難しそうだと尻込みしている子どもも、やってみようという気持ちをもつことに期待をしています。

 

 

 

3学期はじまり

今日から3学期が始まりました。

3学期のスタートは屋敷林からです。

たくさんの落ち葉の上を歩くのは気持ちがいいものです。凸凹しているので、2歳児は足を取られて転んだりもします。

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4,5歳女児がどんぐりがいっぱい!と大騒ぎしているので、2歳児と一緒に行ってみると…。

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山盛りでした。拾って投げてみました。いろいろな音が出ました。チン!コン!カン!等聞こえたように表現しては大笑いする2歳児でした。

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木の枝を竹垣の隙間に隠したり、

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竹の切り株を鍋にして料理をしたり、見つけたものを自分で手に取ることで、様々なことをして遊ぶことができました。

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4,5歳児は、屋敷林の中を自由自在に動いてどんどん遊びます。

セミの抜け殻やどんぐりをたくさん集め歩く子ども

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どんぐり等とにかくたくさん集めて料理をする子ども

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4,5歳男児は広い範囲を走り回って追いかけっこを楽しみました。3学期初日からエンジン全開です。

3歳児は保育者や友達と一緒にいること喜んでいる様子。

友達と一緒に朽木の中から見つけたダンゴムシやカメムシを見てしばしおしゃべりを楽しむと、少しずつ動きが活発になっていきました。

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